「人としては好きだけど、女性としては好きじゃない」の破壊力

「人としては好きだけど、女性としては好きじゃない」

過去の別れ話で、私は複数回この言葉を言われたことがあります

傷つけないようにと色々オブラートに包んでいるけれどすごく残酷な言葉だなと思います

要は「女性として魅力を感じない」というのを
ストレートに伝えないための言葉です

言葉の通り、自分には女性らしさの魅力が
欠けているのだと思います

1回言われただけなら「合わなかった」で済ませられますが、何回もだと流石に面食らいます

私は元々、感情表現がすごく苦手で
「愛嬌」とかそういうものの対局にいるような人間です

周りから言われる印象は
「ブレないね」とか「いつもドシッと構えているね」とか「強そう」とか「自立してる」とか「1人で何でもできそう」とかそういうものが多いです

それはそれで、それが自分らしさなのかなとも思いつつも、本心で言えば素直に自分の感情が表現できて、愛嬌があって、相手の懐にスッと入っていけるようなそういう人に強い憧れがあります

自分もそういう人と出会った時
この子ともっと仲良くなりたいな!と思うからです

嫌味もなく、何だか心地よく、もっと話してみたくなるような不思議な空気感

自分が男性の立場に立ったとしても
そういう人に惹かれるだろうと思います

優しくするだけではダメなのが恋愛

恋愛関係が友人関係とは違うことは理解ができます

友人関係とは違い、その関係性には恋愛感情が乗らなければ、いくら優しくして信頼関係を築こうとしても結局ダメだなと思います

私は今までお付き合いした方には、誠実に向き合い、思いやりを持って接していたことには自信があります

相手を裏切るようなことは絶対にしないし、相手に喜んでもらえるよう自分なりに努力をしてきました

とは言え、別に尽くすとかそういうわけではなく
本当にただ思いやりを持って、相手に信頼してもらえるように接することを心がけているという感じです

だから別れる時も「優しい」とか「良い子」とか「人としては好き」と言われます

だけどその言葉の後に
「だけど女性としては好きになれない」
その言葉が付いてきます

自分に嫌なことはしてこないけれど
自分を必要としてくれたり、頼ってくれたり、甘えてくれたりそういう可愛さみたいなもの、守りたいと思える要素が私には全然ない

相手が欲しているものは何一つ与えられていない そういうことなのだと思います

相手の前で幻滅させるような行動をしないように言葉遣いや振る舞いは気をつけているし、服装やメイク、髪型だって男性が好きそうなものを身につけています

どストライクにはなれなくとも、少しでも可愛いと思ってもらえるように、本当はラフな格好が好きな自分は封印し、デートの時は雰囲気を変えていきます

そうすることで実際に、ファッションや髪型を褒めてもらえることもあります

でも結局、最終的には
「女性としては見れない」と言われる
すごく惨めでやるせないです

男性は外見重視という話がある通り
見た目や振る舞いは重要と言えど
そこだけが問題ではない気がしています

相手を好きで大事にしている気持ちは変わりないのですが、それを相手が欲しい形で表現できていないということが原因なのかなと思います

私が与えている優しさは結局ただの自己満でしかなくて、相手はそんなものを求めていない

それよりも頼ってくれたり、甘えてくれたり
そういう女性としての可愛さみたいなものを欲しがっている

私がそれを提供できていない
ただそれだけなのだと思います

今はただ努力するのみ

いくつか記事を見てくださっている方は分かると思いますが、私は決して強い人間ではないです

繊細で、臆病で、人の目を気にして、ウジウジ悩む。強いどころか、激弱です

だけどそれを外に出して、素直に甘えるとか頼るとかそういうことが本当に苦手です

「じゃあもっと甘えたり、頼ったりすれば良いじゃん!」という話なのですが、27年そう生きてきたので簡単には変えられないのが現実

1日でも早く自分を変えたくて、もどかしくて
今はちょっとずつ殻を破ろうと、もがき苦しんでいる最中です

このnoteに自分の気持ちを綴るのも
本当は弱い自分をちゃんと見せられるようにしようと思ったからです

いきなり目指す形になるのは難しいけれど
諦めずに努力していけば
良い方向に進むことを信じて頑張っています

また挑戦してみて感じることや学びがあれば
このnoteに投稿していきます

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