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受けとめる勇気

こんにちは!

アンガーマネジメントファシリテーター、傾聴サポータ—のかよです。

今日からは《フォーカシング》について深めていきます。

《フォーカシング》とは来談者中心療法(パーソン・センタード・アプローチ〉で有名な、カール・ロジャーズの直弟子、ユージン・ジェンドリンが開発した技法です。

カンタンにまとめると、「今、この自分の内側にあるもやもやにフォーカスする」ということでしょうか。

引用します。(入門フォーカシング 阿世賀浩一郎(著)鳥影社)

フォーカシングの第一ステップは、”clearing a spaace” (空間づくり)と呼ばれています。
これは、今の自分の健やかな、申し分のない気分でいることを妨げている、「気になる事柄」や「漠然とした身体的不全間」「気分そのもの」「不快なイメージそのもの」をとりあえず一つずつ確認していき、心の脇に積み上げていくプロセスのことです。
そのことによって内面を整理し、一息つけるだけの心の余裕を取り戻すためのものと言えるでしょう。

フォーカシングと言うと、自分にフォーカスするのかな、単にそれだけかな、と思いましたが、ステップがあるのですね。

今後、少しずつステップを追っていきたいと思います。

第一ステップとして、もやもやするものを自分の中に認め、「今自分はこんなことでもやもやしているんだね」と思いながら、それを解決しようとするのではなく、いったん横に置いておく。

そんな感じでしょうか。

想像してみると、断捨離を始める→どんどん捨てるものが出てくる→部屋には捨てるものが山積み→足の踏み場がない

なかなか終わらない作業に不安を感じながらちょっとお昼ご飯を→足の踏み場がない→荷物を移動させて荷物を脇に置く→ゴロンとなれるくらいのスペースを確保

これからも断捨離の作業は続くけれど、いったん、「ほっ)となれる場所を確保

これを心の中でやってしまう、というのがフォーカシングの第一歩、”clearing a space"なのですね。

もやもやしている自分の中に目を向け、それをありのままに受けとめる。そして脇に置いておくことで一息…余裕をつくる。ということでしょうか。

これってアンガーマネージメントの”6秒ルール”にも近いものを感じます。怒っている自分を受け止める。そして脇に置いておきながら、いったん自分の中に余裕のスペースを作る。でしょうか。

何だか、つながっているな。そう思いました。

〈管理人〉

かよ 兵庫県在住 40代後ろより

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