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普段プロサッカーしか見ない僕が全国高校サッカーの決勝戦を見て感じたこと

 2023年1月9日、第101回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が行われましたね。普段は高校サッカーは全く見ないのですが、これまた鬱病で時間を取ることができたのでテレビで今回の決勝戦を初観戦しました。その感想を書きます。

 あくまで僕個人の感想なので、共感してもらえれば嬉しいなという程度の気持ちで書きます。ご了承ください。

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 まず思ったことを箇条書きにしてみました。
1.ファール、接触が少なくバチバチやりあっているように見えない。
2.選手の顔と髪型と名前を一致させにくい。
3.簡単に見ていて、分かりやすい程特徴のある選手がいない。

 悪口みたいになってしまって申し訳ございません。
※記事を最後まで読んでいただければ、そんなに悪口でも無かったかなと思っていただけると思います。

 ひとつずつ詳しく解説していきます。

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1.ファール、接触が少なくバチバチやりあっているように見えない。

 ファールが少ないのは本来良いことなのですが、フィジカルコンタクトを恐れているからファールが少なくなっているだけのように思えました。また、イエロー覚悟でファールして選手を止めるシーンも無かったなと。

 高校サッカーに詳しい人からすると、
・「高校生にプロと同じだけの熱量を求めるのがお門違い」とか、
・「体ができあがっていないから仕方ない」とか、
・日程を確認した感じかなり過密日程で試合をこなしてきていたようなので「過密日程で疲れが出ているから決勝戦でフィジカルコンタクトが少なくなるのは仕方ない」とか、
このあたりの反論をされてしまいそうなのですが、事実僕が今回見た試合ではそう感じてしまいました。

 サッカーの試合は技術面だけでなく、精神的なぶつかり合いも見どころの一つと考えているので、少しこの部分について寂しく感じました。

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2.選手の顔と髪型と名前を一致させにくい。

 本当に仕方のないことなのですが、髪の毛を染めていない選手が多く、顔もみんなまだ高校生で幼いので、誰が誰なのか最後まで全然把握しきれませんでした。校則もありますし、チャラチャラした格好をしていたら監督や先輩にも怒られると思うので、これは本当に仕方のない問題だとは思います。

 身長もパッと見ではあまり違いがあるように見えないですし、上空からのカメラで各選手が誰なのかを判断するのが難しかったです。
※新国立がスタジアムとして大きい部類で、なおかつ陸上トラックに阻まれているせいでカメラからピッチまでの距離が更に遠くなってしまっていることも見づらさに拍車をかけていたようには感じました。次回は埼玉スタジアムとかでやってくれると個人的には嬉しいです。(浦和サポではないですが)

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3.簡単に見ていて、分かりやすい程特徴のある選手がいない。

 これも身体が出来上がっていないから仕方がないのかな?まず尖ったサイズの大きさをしている選手は居ませんでした。また、自分の持ち味を存分に発揮できて、ワールドカップの三苫選手のような輝き方をしてる選手は居ませんでした。

 三苫選手は流石に言い過ぎですが、もっと自分の個性をぶつけてほしかったなという印象は強かったです。少なくとも、サッカー初心者にも覚えてもらえる程のインパクトのあるプレイをした選手はいませんでした。

 一応、何人か僕の中で印象に残った選手は居るので、記載しておきます。

【岡山学芸館】FW 9 今井拓人

 今井選手は、どこに居るのかがテレビで見ていても何故か分かりやすかったので、よく彼のプレイを見れたので印象に残りました。

 体を張ったプレイが多く、9番に相応しいプレイをしようという意気込みがテレビ越しに伝わりました。それだけで好きになれますね。

【岡山学芸館】GK 12 平塚仁

 ハイボールの処理が良かったと感じました。また、キャッチできる可能性があるなと感じたボールは全てキャッチしていた印象です。パントキックの制度も良かったシーンが何回かあったと思います。(一度ミスしていたシーンもあったとは思いますが。)
 僕的には彼が決勝戦のMVPです。

【岡山学芸館】MF 7 木村匡吾

 2ゴール!
 ゴールシーンは印象的だったんですが、実はそれ以外のシーンではどれが木村選手なのか把握できていませんでした。。。中央付近の選手は本当に誰が誰なのかの把握が難しかったです。

【岡山学芸館】MF 19 木下瑠己

 途中出場の木下選手でしたが、ピッチに入ってからのアグレッシブさがかなり印象的でした。そのアグレッシブさを僕は求めていたんだと。

【東山】DF 4 新谷陸斗

 結果3失点してしまいましたが、新谷選手の最後の最後で相手選手にシュートを撃たせまいというプレイは素晴らしかったです。相手より先にボールに触れる位置に体をねじ込むプレイには何回も驚かされました。

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 総括ですが、「『やっぱり見るならプロサッカーで良くない?』って試合見てる時は思ってしまっていました」という記事の内容になりました。

 でもですね。高校サッカーファンの皆さんに朗報なのですが、ここまで記事を書いてて、「言うても高校サッカーもおもろかったかな」とか急に思えてきました。笑

 記事に自分の思ったことまとめていたら、その内容(高校サッカー)に愛着がわいてきました。元々サッカーは好きなので文章書いてるだけで少し楽しかったです。このような機会を与えてくれた高校サッカー選手権大会に感謝です。

 でも、不満ポイントはやはり不満ポイントとしてあるのは事実です。もし、これら3つの不満ポイントに対して観戦の際の解決策だったり、「どうしてフィジカルコンタクトが少なかったのか?」という僕の疑問に対して回答を持っている方が居ればコメント等していただければ幸いです。高校生のサッカーにも理解を持ちたいとは思っています。

 以上になります。今回はこれでさようならです。また別の記事を書いたら読んでくださると嬉しいです。

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