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昼食を忘れる 流星群ふりまわしている手のひらに危うく息を盗られてしまう 歩きタバコで近づいてくるお兄さんの完全版の死がありました 丸腰でペルセウス座にも勝てます、いまのわたしの体調ならね 昼食を忘れることを信じられない気持ちを恥じつつあなたと話す 口角からひかりあふれている人よ 真夏のこけらおとしはすぐそこ 久しぶりに風に吹かれて思い出す聴いてた曲の大きなサビを 朝五時の夏の明るさコンビニの前に男女がまだ座ってる □ この連作は歌会ピオーネのフリーペーパー『