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『相槌』武田ひか 信号がかわるまで待つ対岸の花になるまで手を振ろうかな 海沿いに伸びている道あるきつつ瓦礫のごとく冷える指先 冴えていく感じがあって 図書館の生まれる様を誰も知らない 蟹鍋の祭りをひらく日取りだけ決まって道は帰路へと変わる 君の打つひどくあかるい相槌に火傷のような部分があって