見出し画像

ぼーっとしてる子

ぼーっとしてる子

子供の頃親によくそう言われてきた
今でも言われる
何なら会うたびに言われてる気がする
子供の頃の印象のまま言われてるとこある

小さい頃は
そうか、私はぼーっとしてる子か。
とよくわからんまま受け入れてきてた

けれどいつだったか
なぜ、人は人の心が読めないのに
親は私がぼーっとしていると判断できるんだろう?
もっと言えば、

私の心と頭はぼーっとしていた時なんかないのに!
喜んだり悲しんだり、暑いなとか疲れたなとか感じたり!
今度あれしよう、その前にこれしようとか!
心も頭もフル稼働してるのに!
と、不思議に思っていた。

いつだったかその謎が解けた。
たぶんだけど
目的としてるもの以外のことを考えている状態のことを
外から見て、この人はぼーっとしている。と判断してるんやと思う。

例えば、遊園地に来てる時に
頭の中でカエルの解剖を妄想してたとする。
まわりの人はその人の頭の中は見えないから
今は遊園地を楽しむ時間のはずなのに、なにコイツぼーっとしてるんだ?となる
その人は全然ぼーっとしてなくて、頭の中は動きっぱなしなのに!

ああ、そういうことだったのか。それならわかる気がする。
子供の私は、余程目の前のことに興味が持てなかったんだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?