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雑記|Googleレンズと世界の解像度と

Googleレンズという機能がGoogleアプリにはある。

花がグイグイ咲き誇るこのごろ、このアプリで道端のよく分からない花を撮って、名前や特徴を調べるのが好きだ。

今朝撮ったの

これを調べて頭の片隅にしまうと、ツツジ、ラベンダー、花水木、くらいしか分からなかった道の草花が、わいわいと情報をもって目と身体に飛び込んでくるようになる。
いわゆる「世界の解像度があがる」ってやつか…と妙に納得しながら楽しんでいる。

道を歩き終えて駅につくと、草も花もなく、いるのは知らない名もなき人、人、人。ぐったりうなだれて寝るかスマホをのぞきこむか(僕も今そうだ)で、先ほど咲き誇っていた草花たちとは似ても似つかない。
でもきっと彼らにも名前も家族も仕事も趣味も色々あるけどただ見えないだけなんだ。さっき見つけた花の名前がニオイバンマツリだと知らなかったように。
いつか人にもGoogleレンズを向けたら色々わかるのかしら。VR AR メタバースあたりがヒントになるのかしら。

でも今までだって図鑑やら何やら手段は用意されてたのだから、根っこはヒトやモノに対する好奇心や興味かな。その先に解像度の高い世界、彩りが深い世界が待っている気がしてならない。

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