誰も邪魔できないA・RA・SHI

初めて嵐に触れたのはひょんなことから手に入れたアルバムTimeを聞いたときだった。ポップで爽やかなメロディラインのとりこになって、テレビをチェックして人間性にも惹かれて、多彩な大野くんの魅力に惹かれて怪物くんの映画まで見に行った。ただずっと追いかけ続けたわけではないのでにわかファンだったとまずは書いておく。

1番全身で嵐を感じた思い出は、やはりカラオケ。歌うのももちろん、A・RA・SHIのサビの振りをほぼ踊れるようになっていたのが大きかった。楽しい二次会のスタートを切るとき、誰か盛り上げろよとプレッシャーがかかったとき、中国に出張に行ったとき、いつだって嵐が助けてくれた。力強いフレーズが嵐を巻き起こして、打ち解けられなかったメンバや面倒な上司との壁を吹き飛ばしてくれた。自分でターンして文字通り吹っ飛んだメガネを、自分で踏んで真っ二つにしたこともあったけど、それまでにもらったものの代償としたら安いものだ。最近はカラオケ自体ご無沙汰しているが、今度は入室するやいなやリモコンに飛びついてA・RA・SHIを歌って踊ってやろうと思ってる。それまでメガネをおさえてターンする練習をつんでおくことにしよう。

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