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ぼくのかけためがねの向こう側 きみがそっとたたずんで ぼくがめがねをはずしたら きみはぼん…
夜明け前 ぼくはうすら寒い心の砂漠の真ん中で 君という太陽が上がるのを待っている やがて空…
僕はからっぽだ なんにも伝えたいことがないくらいにからっぽだ 自慢できることも 誇らしいこ…
毎日毎日命からがら生きている メンタルやられたその日を思って そうならないよに生きている …
あなたは 雑巾で拭いたわたしの顔を優しくなでるかしら 泥水で洗ったわたしの髪をいい匂いとい…
ねむる あなたがとなりでねむる 布団を通じて手のひらを感じて あたたかい 静かな寝息 穏やか…
ねむけがぼくにしのびよる まぶたの裏から慎重に 目玉の裏までこそこそと よく訓練された忍者かスパイ そこからグッと圧をかける 重いなんて感じさせずに まるで真夏のビールジョッキが あたりまえのようにしずくをおとすように まぶたをおとしにかかる くらやみ 重さ めぐる今日の後悔 明日への不安 誰かへの想い そんなことは関係ないさと無神経に 綺麗なラテアートをぐるぐるスプーンでかき混ぜるよに なにもわからなくなって ぼくはねるのだ
朝目覚めて廊下を歩く 足が冷たい ぼくは生きている 寝不足か酒のせいか 頭が痛い ぼくは生き…
ららら 君がきれいな歌をうたう りりり 外では鈴虫もさえずる るるる ぼくもいい気分でリズ…
脳みそを しぼってしぼって考えて 綴った言葉は薄っぺら 何度も淹れたお茶みたい お湯だかお茶…
あなたの気持ちはあなたのもの 泣きなさい笑いなさい喜びなさい怒りなさい どんな気持ちになっ…
珈琲をごくりごくりと飲み込むと どるんどるんとエンジンがまわりだす 重い頭も気だるい身体も…
電車に駆け込む 急行列車にのる 黄信号でダッシュする いずれは死ぬのに生き急いでいる いろ…
気もそぞろ 君にそろそろ伝えたい 気持ちいい もちのような君の頬 気をつけて 記憶が君をくるしめる 気がどうてん どうせ今さらどうにもならぬ 気ちがいさ 吉と出たならいいけれど 聞こえない 自分の声しかいまだけは 聞いてほしい ふざけた僕の決め台詞