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トレイルランニング:朝駆け平尾台縦走(2023/02/24)
【基本情報】
実施日: 2024年02月24日
走行エリア:平尾台(吹上峠~塔ヶ峯~貫山~四方台~周防台~天狗岩~貝殻山~吹上峠)
距離:約12.3km
標高差:COROSによる測定値 950m
YAMAPによる測定値:+885m -891m
そういえばやったことないな、と思い立って平尾台を朝駆けランしてきたときの記録です。景色がかなりすばらしかったので動画の他、画像が多めです!
動画
日の出前:吹上峠~塔ヶ峯
吹上峠に駐車し、準備を整えて出発。峠自体標高400mあり、2月の早朝帯だったので普通に寒い。この付近は基本的に光源がないので真っ暗です。
4時55分、明るくなる気配がまだない中出発。風が吹くと冷える。
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羊群原は明るいと楽しいけど、暗いとなんとも不気味で味気ない感じになります。ルート自体はわかりやすいのでまずは大平山へ。
レイヤリングは冬想定をしていたけど、この辺りも風は吹き曝しなので動き続けて適温という感じでした。
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大平山から塔ヶ峯へ。このルートはしばらく樹林帯を進むことになります。夜間帯だとこれまた不気味!
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塔ヶ峰から少し進んだところに展望台があるので寄っていきます。
時間と距離的には近いんですが、岩稜帯を越えていくので若干手間はかかります。
ただ、その甲斐はあり小倉方面が見渡せるいい場所です。写真を見ると空も白み始めてますね。このときがだいたい5時50分くらい。
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安い・軽い・カロリー多い・ジッパー付き・種類多い!
日の出:塔ヶ峯~貫山
塔ヶ峰からはいったん林道を経由して貫山方面へ。
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林道を越えると貫山への直登が待っています。わりと激坂で、道に障害物が何もないから一層直登感あって変な笑いが出る登りです。
だいたい6時半前くらいに貫山へ到着。
ここからどんどん明るくなっていきます。夜景も残りつつ日の出を楽しめる最高の時間帯を迎えることができました。
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平尾台自体は何度も来ているんですが、実はこの吹上峠~貫山までのルートは初めてでした。こっちもなかなか楽しいコースです。なんといっても朝駆けで来る場合はここで日の出を迎える設計にするといいことばかりです。
というのも、行きは「何も見えない」だけのところが貫山の激坂を降るにつれてどんどん開けたスケール感あるフィールドとして眼下に広がっていくからです!!
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ここからがお楽しみの時間!
朝ランを楽しむ:貫山~天狗岩
ここからは四方台に向かいます。つまり、しばらくは平尾台トレイルランニングレースのコースとかぶったルートを進んでいきます。しかも折り返し以降の「一番おいしい」ところだけを楽しめる、というわけです。
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この朝駆けの一週間前くらいに野焼きが行われたばかりだったので、シングルトラックは拓かれた道となり非常に快適に進めました。
そのかわり、緑がなくて少し殺風景なのと枝や土に煤が付きまくってるので触れた服や手は黒くなってしまいましたが…
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四方台の快走路を抜けた後は周防台へ。大会だと例のしんどい登りのところですね。だいたい130mくらい登ります。
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急かされるレースじゃなくてもここの登りはけっこうきつく、とくに朝方だとなおさら。飛ばす必要もないのでじっくり登りました。
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レースにおいてもそうですが、ここからは最高の区間です。
左手に苅田・行橋方面を眺めながら極上のシングルトラックを進めます。
しかも時間帯的に、ここを独占!
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大会以外で走ったのは初めてでしたが、なんともったいないことをしていたのか…!平尾台はもっと頻繁にくるべき場所だな…!と強く感じました。
ただまぁ…ベストな時期が限定的で初夏から秋にランをするのは厳しくなるのですが…(藪化のすさまじさ・日陰のなさ・給水の難しさ等から)
そして天狗岩に到着です。天狗岩手前の岩場付近、ロケーション的には最高のポイントじゃないかなとおもってます。
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折り返し:天狗岩~吹上峠
天狗岩からは折り返します。この辺もレースのコースと同じですね。
時刻は7時半をまわったところ。
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レースだと「おお、すげ!」と驚く山ですね。
今回はせっかくなので貝殻山にも登ってみました。
見ての通りピークまではすぐ着くのですが、下山路が微妙にわかりにくくて右往左往することに。枯れ枝に混ざってイバラがあったり、土にかなり煤が混ざっているのですべりやすく、こけて手を真っ黒にしたりと四苦八苦です。
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貝殻山を降りてしばらく進むと茶ヶ床付近に。平尾台クロスカントリーでもこの辺りは通るのでおなじみですね。
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ここまで着くと吹上峠まではあと少し。名残惜しい気分ではありますが、朝も来てしまったことだし進みます。
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コースタイム190~210%・3時間半と、途中からそこそこ走ったわりにゆっくり目ながら充分に堪能できました。約12kmと長すぎず短すぎずでちょうどいいし、コースの強度自体は低いから本調子じゃない朝駆けにぴったり。
大会のショートコースを更に短くしてアレンジしたこのルートは道がわかりやすく、気楽に楽しめるしけっこうよかったです。
貫山までの前半を加えることで樹林帯、激坂も加わってコンパクトながら様々なバリエーションが楽しめ平尾台の魅力が濃縮される感じ。全体はそこまで広くないけど山としてのバリエーションも魅力だったりします。
まだ寒い時期の2月に行いましたが、春先なら景色的な面からも更にいい感じになるんじゃないかって気がします。
福岡近郊に住みトレイルランニングをされている方はぜひ一度は朝駆け平尾台をやってみてほしい!とお勧めできます。福岡市に住んでいると意外と平尾台は大会以外で行かないという方が多いんですよね。もったいない!
朝は人も少ないので走りやすく、この時も2名くらいにしか会ってないので遠慮なくシングルトラックを楽しめました。
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