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ランニングログ(2022/05/14):西新駅~可也山~立石山~筑前前原駅 ウルトラディスタンス 47km

【基本情報】

実施日: 2022年5月14日
走行エリア:西新駅⇒可也登頂⇒立石山登頂⇒筑前前原駅
距離:約47km
標高差:ガーミンによる測定値 718m /  YAMAPによる測定値  のぼり883m くだり879m 

ロングトレイルレースを想定したトレーニング。
フルを越える距離のロードに登山を挟むとどうなるかのテスト。山は低山が良かったので可也山と立石山とした。

可也山まではマップをみつつ適当なルートで進んだ。細かい違いはあれど、どう経由しても距離的には大差ないと思われる。
今回マップのスクショがないので区切りはだいたいの距離感となる。

15km付近 

糸島らしい雰囲気

いきなり15kmまで飛ぶのは特に写真を撮ってなかったため。
雲が多く、暑さも特にない。ここまでひたすらフラットだしジョグペースだったので楽に来れた。田んぼ道を走るのはとても気持ちいい。

20km付近 可也山登頂

自然遊歩道、つまり一般コースで登頂開始。
そこそこ人はいた。

可也山は標高365mの低山であり、難易度もかなり低い。
が、ここまで走ってくるとのぼりがけっこう脚に来る。
山を遠くから見るとけっこう高いなぁ…と思うくらい糸島はフラットなので、自走の場合は登山口までに海抜との標高差が意外とあるようだ。

珍しくガスってた
地味すぎる山頂
草木の生長著しく、展望所からの見通しは悪い。

23~35km付近 可也山山頂⇒立石山

下山した辺りから暑さを感じ始める。明らかに陰が深くなっている。
体に疲労も感じ始めており、補給食の固形物がだんだんつらくなってくる。クエン酸ほしいという脳内指令によりポカリスウェットを購入。
可也山から立石山には糸島サンセットロードを経由した。これがわりと長く、微妙に坂があるので走って登れなくなってくる。
サーフィン・映えスポットなのでトレランベースの格好をした人は当然いない。

芥屋海水浴場の駐車場からは定番の南回りルートで立石山へ向かう。

ここからは地味にきついロードが続く。
ひたすらのぼり坂を歩いて標高を稼ぐわけだが、景観も何もないので面白味がある道ではない。日陰なのが幸いなくらいか。
福の浦からいよいよ登山が始まるが、ここまでくるのにわりと歩くので景色だけを楽しみたい人は正直な話、海水浴場側からのぼることをオススメする。

今回あくまでランニングログなので話が脱線しないよう立石山については簡潔にコメントする。
標高209mとかなり低い山で、難易度も低くハイキングコースとして人気だ。高さはないものの岩場をしっかり登ったり植生も面白く、なにより芥屋を見渡す景観が非常によく人気の山である。ちなみにトレランにはまったく向いてない。

いい形式。右奥にあるのが可也山、ここまで来たんだね…
下山時、海水浴場側から。あちこちゴツゴツしてる。
下山すると芥屋海水浴場につく。上から見えるのはここ。夏場は人がたくさん。

34~47km 立石山⇒筑前前原駅

画像なし。芥屋海水浴場から来た道を戻って筑前前原駅へ向かう。
日差しが厳しくとにかく暑い。脚がうごかない。前回に続いてまたもやスタミナ切れである。頭はあんま回らないし1km/6分ペースに上げると短くしか走れなかったので、今思うとハンガーノックに近い状態だった。
熱中症的な症状かもしれないけど。

ただ前回のように股関節の痛みはなかった。あぁ筋肉が疲労してるな、とは感じてたけど歩くくらいなら何ら差し支えがない程度。

筑前前原駅までおよそ10kmなので近いな、と頭では思っていたものの実際進むと何とも遠かった。
前原エリアまで来たらやっとゴールだ、と体が動いたが。
気の持ちようって大切。

走行ルート

【総括】

・疲労感
疲れた。距離は短いが前回と同じくらいの疲労感。
低山と言えど、やはりアップダウンは脚に来る。自分では大丈夫と思っても体は素直なもので意思とは別に動きに反映されていく。

・熱中症、日焼け対策
充分に行う必要がある季節となった。一応最強の日焼け止めであるアクティブデザイン・ファイターを塗ったが焼けた。これは塗りが甘かったせい。前回みたいに水がしみて痛いレベルではなかったから、やはり効果の強さは感じた。
熱中症対策に関してはアクティビティの時間を早朝もしくは夜にズラすのが最善か。午後はまずい。

・補給食
暑いと内蔵にも不調が出やすくなる。補給食でフードがキツくなった。カロリーメイトとナッツ類はもうしんどい。50円羊羹も水で流し込まないと厳しい。あくまでトレランではエナジージェルだけでなくミックスすべきなので、選定をちゃんとしよう。

・シューズ
マックスクッション系シューズで接地時の負荷を軽減するより、ロッカーシューズでランニングエコノミーの改善に重点を置く方が効果が見込める、ということを実感した。

靴自体の重さを軽くする・エネルギーロスを減らすことが結果的に各部位への負担を軽減させる。マックスクッションは接地時の沈み込むことで推進力が奪われるため、無駄に力が入ってしまう。砂場を走っているようなイメージが近い。中足部はある程度固くないとダメだ。これまでもいくつか履いて相性が良くないな、と感じてたがおそらく根本的な部分で自分の走り方に合ってない。

<収穫>
色々学ぶことはあった。特に大きいのは先述の4点。
これらは今後に生かせそうだ。
体力自体も向上を感じる。あとは翌日以降の速やかな回復方法の確立が必要だ。

<コースに関して>
糸島は走りやすいのだけど、距離感がつかみにくいので終盤はけっこうこたえる。縦走可能な山があったらより良かったが…

山を入れずロードのみで考えるとペース走のコースとしてかなり良い。
ウルトラマラソンの練習コースとして糸島の海岸線をぐるっとまわると距離的にもぴったりである。自販機が多いので水分補給は行いやすいが、コンビニは場所に偏りがあるので補給食は必要。

<トレーニングとして>
けっこう有効だと思う。フラットなロードの後だと可也山・立石山のような低山でもわりと手ごわく感じる。

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