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ローデンツ東京(展示販売イベント)でのスナネズミお迎え記録

展示販売イベントとは

色々な種類の生体がイベント会場に並び、複数のショップにいる生体を比較しながら購入検討が可能なイベント。

当日の様子

展示販売イベントのメリットとデメリット

完全に私見だが、以下の様なデメリットがあると(僕が勝手に)考えていたため、今までこの手のイベントは敬遠していた。

  1. 参加企業の実態がよく見えず、生体の品質が保証されない可能性がある

  2. 購入したペットショップが居住地域近隣とは限らず、購入後のケアが見込めない

  3. 遠方から参加したショップである場合、長距離輸送などで生体に負担がかかる=状態が悪くなる

しかし、ローデンツという最近しった展示販売イベントを調べてみたところ、実績はまだ少ないものの大きなトラブルなく開催されている事がわかった。

展示販売イベントは前述のデメリットを除けば、冒頭に記載した「複数のショップにいる生体を比較しながら購入検討が可能」という大きなメリットがあり、もともとジャービル(スナネズミ)がいるショップがそもそも少ないため、確定でスナネズミの展示があるというのも同様に大きなメリットとなる。

その上で先述したデメリットについて考えた。

  1. 参加企業の実態がよく見えず、生体の品質が保証されない可能性がある
    →ローデンツのガイドラインが機能しているという前提であるが、参加予企業は一定のレベルを満たしていると考えられる。

    そして実際に企業HPを確認する事で生体に対する姿勢が「ある程度」わかる。

    ただ、それでも実際に生体をみると、毛がバサバサになっているスナネズミもいたので、最終的には自身の目で確認する事が肝要である。

  2. 購入したペットショップが居住地域近隣とは限らず、購入後のケアが見込めない
    →上記と同様に企業HPを確認し、居住地からアクセス可能な場所に店舗がある企業のみ購入の対象とした。

  3. 遠方から参加したショップである場合、長距離輸送などで生体に負担がかかる=状態が悪くなる
    →同上

また、ローデンツは土曜日開催、というのも大きいポイントだった。
土曜日にお迎えができれば、土曜日の午後、日曜日と1.5日使えるので、獣医はじめその他関連準備を行うことができる。

展示販売に行く前の準備

こんな偉そうな事を書く割に、僕は準備を失敗した。

言い訳になるが、今回はスナネズミをお迎えするつもりはなく、あくまで「出会いがあれば」と考えていた。(そしてそんな簡単に出会いは無いと考えていた)

事前にかじり枝やフードを購入するため、一度はAmazonのカートにいれたものの、奥さんと相談の上、購入をやめた程だ。

しかし、実際に見てしまうとやはりお迎えしたくなるものなので、念のため関連物品は展示販売に行く前に揃えておいた方が良い。

詳細は下記noteの「お迎え時」に記載してある。

今回の失敗ポイントはここで、迂闊にもお迎えしたペットショップから、その子が今まで食べていたフードを買うのを忘れてしまった。

日本クレアCE-7か、ハムスターフード ハード/ソフトあたりだと勝手に思い込んでいたが、実際には全く異なり「ローデント ダイエット」というものだった。

ショップに連絡を取り、購入可能かを確認しところ運悪く翌日は対応不可であったためかなり焦った。

結果として、我が家のベーシックフードであるハムスターセレクションを食べてくれたので事なきを得たが、一歩間違えば大変な事になっていたと反省している。

実際の準備

マーブルが亡くなってから約4か月経過していたため、ケージやまぶシステム(スナネズミ用監視カメラ)は片づけていた。

もちろんこれらも重要だが、最も優先すべきは獣医の予約である。

獣医の予約

ペットショップからお迎えした子は、いくら外見が元気そうでも必ず健康診断を行うべきと考えている。

今回はスナネズミのお迎えを決めた直後、すぐに獣医に連絡したので、幸運にも当日の予約を取ることができた。

関連グッズの手配

  • 一部のケージは既存を使用したが、ルーミー60は買い替えた。
    従来と同じく、デュナ、ハムポッド、ルーミー60の3部屋構成。

  • ご飯
    まだ好みのご飯がわからないので片っ端から購入。
    あくまでベースであげるのはハムスタープラスとダイエットメンテナンス。

  • 空調調整
    ケージの中に温度湿度計を取り付け、温度は25.5℃-26.5℃、湿度は50%の範囲に保てるようにSwitchbotで設定。もちろん、各々のペットで快適温度域は異なるので、慎重に見極める必要がある。

    我が家はサーキュレーターを使って冷気を循環させている。

    更に自分の意志で温度調整ができる様に、真ん中の部屋にはペットヒーターが敷いてあるのだが、2匹とも夜はここで寝ていた。

  • 嗜好品
    水分補給ができるチンゲンサイやオレンジ、嗜好性の高い豆腐(生/乾燥)、ヨーグルト(生/固形)など。

  • かじり枝

  • ココナッツシェルター
    これは以前に大量購入し、一度中を拭き掃除後に長期間室内乾燥させたものの内、2個を使用。

  • まぶシステム再構築
    ご飯とお水を飲めたかを確認するための監視カメラ。

まぶシステム

Switchbotでの空調管理は以下から。

まぶカメラについては以下から。

  • 天使のつばさ
    小動物には万が一がつきものなので購入しておくべきと考える。
    特にこれからの季節は暑くなるので特に重要。

今回の子達で困ったこと

帰宅後、10時間以上もご飯を食べてくれなかった事。

前述の通り、今までのご飯を注文し忘れていたので、ペットショップに連絡しイレギュラー対応で1袋購入させていただいたりした。
(その節はありがとうございました)

上記のご飯が到着するのが月曜日以降になる事と、ご飯の種類を色々変えても全く食べてくれず、もはや万策尽きた感があったので、初心に戻ってスナネズミにとって食べやすい環境を作ることにした。

部屋の電気を消し、ご飯入れの上にティッシュ箱をかぶせて隠れられるようにしてあげたところ、一通りお皿からご飯をぶちまけた後、床に落ちたハムスターセレクションを食べていた。

お皿に入っているものより床に落ちているものの方が、今までの環境に近いのだろう。

獣医での健康診断

新しく迎えた子はすぐに健康診断に連れていく事をお勧めする。
もちろんわが子達もすぐに獣医へ行き健康診断を行った。

2匹とも、歯、鼻、心臓、肺、お腹(消化具合)、お尻の汚れなど問題なし。ただ、尿検査の結果、1匹が尿たんぱく±、もう1匹が+だった。
(この結果は、腎臓に炎症があり白血球が増えている可能性を示唆する)

かなり少量での検査だっため、尿量を増やして再度検査予定。
しばらくは慎重に観察を続ける。


2023/06/23追記
獣医さんと相談し、もう少しおしっこの量がとれたタイミングで再検査をお願いする事にした。

結果、問題無しとの診断で一安心。


もちろんこれはペットショップには責任がなく、どこでどの子をお迎えしても起こりえる問題なので誤解無きよう。

あくまですぐに獣医に行く重要性を示すために記載している。

命名

↑マロン
↑ギンコ


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