WHAT IS ARCHITECTURE?


春学期では、毎週ではないけど、水曜日15:00-17:00に学校内の先生による講義が行われるみたいです!

講義の内容は、「建築とは」という問いに対する考え。

この前初回の講義を聞いてきました。

初回:ベネズエラでの地域活動

初回の先生はベネズエラ出身なのかな、ベネズエラで行なった地域密着型のプロジェクトを中心的に話してくれました。

建設費が自治体から出ることにより、プロジェクトの進み具合が国の経済状況に大きく影響されたようでした。お金がなくなったから、建設が中断されて中途半端に地面が掘られたまま放置されることもあったようです。

それでも地域の人は空いた空間を使ったり、建てられた建物に落書きをしたりして、建て終わってはいないけど、建てられたものをすでに地域のものとして扱い始めたようです。

建築の本当の価値は、その地域の人々がその建築を自分のものかのように使うようになったら出てくる。

公共建築において、その地域の人たちにとって使い勝手がいいか、居心地の良い空間になっているかどうかが大切。

けど、それと同時に大事なのは、地域の人たちが自由な使い方ができるような余裕があることだなと思った。

建築家にとって、建築家が想定したプログラムとは違った空間の使い方をしているのを発見するのが一番嬉しいことなのかもしれない。設計者自身も知らなかった、その建物の可能性を見出されたようで。

そんなことをふわっと感じた講義でした。

てとこで、初の投稿でした。





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