見出し画像

唖然失笑~その② アレルギークリニックにて~

昨日の驚愕に続いて、今日はアレルギー科の先生とお約束。

コレをウチの😍好き彼😍上長さんは待っている。彼は私が子宮体癌の可能性がかなり高いことを知らない。正月6日になったら、有給取って、H先生に会いに行かなきゃならない。考えた事のない、癌摘出についてL値が出ているのか、白血球値が高くなっているか、知識ある外科医を決めて、いつ手術するのか、すべきなのか、そして、大病院へ行って、同じことをさらに別の担当医と相談しなきゃならない。

そんな事を洗いざらい真面目に言ったら、彼は私を即座に辞めさせるだろう。所持金などないCHACHAは、クビになったら即座に癌を持った貧乏人になってしまう。保護課からは、両親が世話になった頃からずっと面倒見たんだから、とてもあんたの世話は出来ない、と既に言われているし。

こんなお涙頂戴は、😍好き彼😍には言えないし、言っていない。
物凄くいい人なのはわかってるけど、私の事で我慢しているだけでなく、癌の可能性の話で彼に冷徹に業務を持ち出されて、究極のクビにされたくはない。相談なんて、出来ないのだ。上長さんからは、

「医者に行き、異常がなければ出社してほしい」

と何度も言われているので、会社へは、行かなきゃなんだ。彼に追い払われたら、私は行くところがない。あ~真摯に話すのが怖い。彼は親切だが、会社の人間だ。クビになるのは厭だなぁ。

、、、えっと、、、
アレルギー医のT先生を、各種接種と風邪の症状で待つ満員の患者待合室で待ちながら、CHACHAは今後の出社について考えていた。

荷物少なめにして、楽な格好がいいな。
焦って歩くし、転びやすいから、いつもブーツで、、、
PCはいつも持って歩いていないと、いつ倒れてリモートにバックとなるか、わかんないもん。薬持って歩かなきゃ。凄い量だな。
う~んと、鉄分取って、歩くときはまっすぐ(笑)。のろまの病気持ちなんて誰からも思われないように。

時間が遅くなると、お咳が悪化し、その分、下腹部が痛かった。それだけ自覚していてもよもや自分が癌になるとは思わなかったから。土色の顔色になって内診しながらポリープを切除したりしたH先生を思い出していた。昔からお世話になっている先生で、お爺ちゃんみたいな人だ。あぁ言う話は、とてもストレスがあっただろう。

貰った薬を持って歩くのさえかったるい程、重くて薬量が多い。一日3回ばっか。え~(><)💦ヤバす💦😓💦

粉薬は悪名高い、「癌患者が吞んでるくらい強い」肺の薬、である。2011年から呑んでいる。コレを呑むとお咳は止まる。次の発作までは。

以前、一度目の子宮筋腫発生時、子宮全摘をせずに残したのが悪かった、と現婦人科医であるH先生から言われていた。子宮を残したのは私の女の部分がなくなるのが厭だったから、、、かな。

「CHACHAさ~ん」

名前が呼ばれた。
はい、と返事をしながらノックの上、扉を開けると、いつもの先生が振返った。禿げ頭で、頭のてっぺんに一本長い毛があったけど、それはもうないみたい。アレルギー科のT先生は威勢の言い、喧嘩っ早い先生だ。短気で、すぐ大声になる。第一印象最低だったのを思い出す(笑)。実はいい先生だ。

「お、お~い、久しぶり」
お久しぶりです♪と笑顔で言うと、T先生が私の顔を見てニヤリとしつつ、大声で唸った。

「二年間会ってねぇからな、二年だぞ、コラ👹」

コ〇ナのせいで、最初からやり直しだ、とぶつぶつ言いながら、親切にいろいろと検査された。
コロナ、肺結核テスト、レントゲン検査、肺のもやもやがあるか否かも。「もやもや」とは、ほわぁりと浮かぶ、煙のような蔭だ。コ〇ナは白い点々みたいな煙と靄だ。

「2年前にも、コレは、君の肋骨にあったよ」
と、蔭をボールペンで指した。
「だから癌でもないし、コ〇ナでもないよ。気管支喘息、と言うだけに苦しいお咳をしていても、2年前からCHACHAちゃんはここに、煙があったんだ。癌じゃないよ」、
と肩をポン、と叩いた。

転移はしていない。

先生はそう言いたかったんだろう。
実際、見せてもらったレントゲン写真は、おかしい蔭など、この肋骨辺り以外、なかった。喘息悪化でお咳が悪化して、立てなくなると、肋骨が痛くなり、しまいにヘアピン骨折をする。この靄は、余りに何度もヘアピン骨折したせいでこびり付いた、勲章みたいな跡だ。

今日はお咳は出てきていない。
薬が効いているの?
不思議だ。
クライアントのサイトで仕事してるとあんなにお咳が出るのに。

「ストレスだなぁ、CHACHAちゃんの咳は。
、、、
仕事で虐められてんのか。あ~、お客さんの方か、そりゃ災難だな。
そうかぁ。
ま、CHACHAちゃんは外国帰りだし、派手だし、かわいいからな。
心無い奴が多いと、そういう事もあらぁ。少し、休みながら仕事をしなさい。いつものニコニコをしながら、自分は一人ぽっちだ、と思い込まないようにね。
、、、
好い上司が一人でもいて、よかったな。きっと、その時に「リモート」
にならなかったら、今頃、またまた救急車だ。今頃は一人きりで入院だぞ。そいつにお礼を言っておきな。猫ちゃん、死んじゃったか。
CHACHAちゃんは喘息患者だし、猫はなぁ、勧めないな。20年飼っていようが、何であろうがね。ペットなら、犬で短毛の日本犬とか、短毛の大型犬を外に置くならいいよ。一緒に走り回って運動出来る様になるといいね。
、、、
心無い事を言う人はそこら中にいるよ。この辺は特にね。
CHACHAちゃんは純粋で正直で誠実で好い心を持った、キリスト様の事が好きな、好い人間なんだ、そうだろ?
じゃ、そんな奴等、気にせず、放置して、自分を誇っていなさい。
厭な奴に惑わされないように。バカな奴には知らん顔。チャット?
馬鹿言ってんじゃない。自分からわざわざ罵られるために返信なんてするなよ。上司連中がしてくれるって言ったんだろ?じゃ放って置け」。
「、、、いいかな。よく聴け。

残業なしにして、夕食食べて薬呑み、お風呂に入って夜、早く寝ろよ。

11時には絶対に就寝。
、、、ん?睡眠は問題ない?アプリは?あ、いいね。よし。
睡眠は喘息者には大事だ。薬出しておくから、、、」

「あ?残業だ?多いのか、残業。毎日ぃ?何時まで?👀💦

よく生きてるね、そいつら。CHACHAは違う身体です、と言いなさい。

冗談じゃないよ、こんな身体の調子で残業超過は主治医として許しません!
上司が愚図ったら電話させなさい。俺が言ってやるよ。
職場は何処だ?あぁ、あそこか、、、都内だなぁ。JRなのか。大変だな。
う~ん、ちょっと危ないなぁ。、、、夜遅くは、冷気があって、喘息者はだめだ。ドクストなしの条件として、残業なしが好いな」
「毎日出社、出来るかな、、、って心配で」
「CHACHAちゃんは敏感だからなぁ(苦笑)。ま、睡眠状態のためには、毎日の方が好いかもな、習慣化するからね。最初の週は何度かリモート、その後、新年から、全日で出社でもいいけど、毎日やってみなさい。その代わり、残業はなるたけ7時まで。絶対長いのはだめ。いい?
、、、
久しぶりに会えて嬉しかったよ、来月、また来なさい。待ってるからね。
お咳をなくして、仕事を頑張ろう。診断書は要らないって?そりゃ親切な上司さんだね」。

帰る前に会計していたら、また、現れた。

「その素敵な上司に伝えなさい。
①全日出社を求めるなら、残業少なめ。遅くとも19時には仕事を離れること。朝早いのなら、その辺でないとお咳は続く。
②朝飯は必ず喰う事。職場に出る前の時点で朝の薬を呑む、昼の薬も持って歩け。うん。
③20時までにはウチに着く事。すぐ夕食、夕食後の薬を必ず呑む事。
④23時までには絶対就寝。就寝前に薬を呑む。絶対、早寝、早起きさせろと、ね。
残業ばっかだと、生活は乱れる一方だ。好い事は一つもないよ。日本人が作り出した、悪い習慣だよ。

CHACHAちゃんのお咳が悪化したら、その上司の奴のせいだと勝手に理解して、俺が殴りつけるぞ、って言っておきな」。


コワッ👀💧この先生、怖いもんね。
結局、発作時のインヘーラーはコ〇ナの品不足の影響があり、貰えなかった。通常のインヘーラーを咳き込む時に3度吸込みなさい、と言われた。効くんだろうか。

ま、とにかく、今のところは肺には転移なし、だった、、、ほっとした。

、、、さて、職場で何を言われるかが怖い。

「神様、私がより神様に近い生き方をするよう、私を強くしてください。
この世から切り離され、異なる存在であることが良いことであると、
心から信じられるようにしてください。
そして、私のすべての努力があなたを尊ぶものとなりますように。 アーメン。」

ところで、今夜はクリスマスイヴ。

皆さん、メリークリスマス!よいお年を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?