あなたの指に包まれた私の指の様ね
この花は
あなたの指に包まれた私の指の様ね
二つの掌が重なって
一つになる様に
あなたの指の中に
私がちんまりと収まるの
あなたの中に
あなたと言う日を浴びて
穏やかな
愛情の日差しをうけて
あなたを追い詰めてしまったのかな、私
あれから一年3か月
寡黙な時間には
後悔ばかり
何をしたのか考えて
或る日思ったのだけど
きっと追い詰めちゃったのかもね
そんな積もりなかったのだけど
嫌だったのかも知れないな、と思った
だから、謝るよ
ごめんね
あの夜、
手が触れた瞬間、今も忘れていないよ
太くて短くて強い指が私に触れたくて
たなびいていたのを未だに憶えてるわ
私はただ黙って
ぐっと握ってくれれば、
それでよかったのに
そんな事も自分に赦せなかったあなたは
真面目よね
だけどさ
だから、惚れちゃったのかも
だから、好きになって、
夢中になっちゃったのかも
大好きだよ ハニィ、未だに
あなたと雪?の中、あるいたんだっけ?
寒い夜だったけど、あなたと歩幅併せれて
どんなに楽しいか分かんない程だった
ほんの数分が永遠に感じた
恵みだったよ
あなたに期待を以てしまった
私をどうぞ赦してね
愚かで馬鹿な私を
でもね、あなたの事、凄く好きなのよ
あなたには分からない程ね
何故かはわからないけれど…
あなたの真摯な目が
私を掴んだのかな
あなたの眩しいモノを見るような瞳に
魅せられちゃったのかな
あなたは清らかな気持を持ってる人だから
子供の様に
それは私も同じで
一緒の感覚、凄く強かったのよ
未だに大事な人なの
あなたには私の愛情に対して
怖い気持ちの方が大きいのかも分かんないけれど
そんな積りなかったのよ
私はあなたが大好きでね
一途で、ごめん
どうぞ
どうぞ赦して
もうすぐ夏だね
この向日葵に
あなたを想う…
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