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最悪厄日

今朝、仕事に間に合うべく早くに起きて、シャワー浴びて出て来た時、何とはなしに嫌な予感がした。何だろう、この予知感。

CHACHAのウチは小さな木製のアパート、70歳の超ボロアパだ。父を見送り、母を見送り、猫を見送ったウチ。もうすぐ12年目。

天気予報のNHKの近藤さんが、にこやかに今日は暑い、然も雨が激しくなるだろう、と言っていたので、そう言う時はいつも蒸し暑さに辟易になるCHACHAなので、アンダーの上に薄めのスウェット着て、同色のパンツ履いて、ブルーのレインコート着て、ブーツで出かけたら、首に巻いていた自宅の扉の鍵が無くなっていた。

何しろ自宅の扉の鍵だし、凄く簡単な鍵だ。スペアを持っていたので、鍵には困らなかったけど、駅とウチの間を3往復しても見つからない。焦ってそこらじゅうを歩き廻っている際に滑って、超派手に転んだ。前、転倒して打った右の膝。また同じところを嫌と言う程、打った。痛くて立ち上がれないのを何とか立ち上がり、歯を噛みしめながらまたまたカギを探した。

そうこうする内に、出社時間には間に合わないので、会社のチームリーダに連絡をして自宅勤務許可を得た。この姿を近くの交番前で疑わしい表情で職質されそうなくらい険しい顔した警察官と目が合った。コレを避けたらまずい、即職質だ、と思って、その警察官に、丁寧に遺失物報告をした。

ウチの鍵を無くしたと知った警察官は、とても親切になり、色々訊いてくださり、非常に快く対応、協力してくださった。

「顔色悪いね」

と言われ、気を付けた方がいいよ、と言ってくださった警察官。
大当たりだった。今日はよろよろ歩いてふらついていたし、喘息は酷かったし、ぶつけた膝は痛かった。

ウチにスペアキーで入った時には、汗ぐっしょり、気管支喘息の喘鳴がすごかった。薄着で歩き廻り、冷たくなった汗にぞっとした。熱っぽくて、イマイチな感じ。

会社の上司は半信半疑のてい。気持ちは分かる。急にすっころんだ、鍵無くした、警察行った、ウチで業務していいか、と聴かされても、そりゃあ疑うかもね。

いわゆる厄日である。1から10までいい事がなかった。

仕事は旨くいかず、クライアント女史の下で働く派遣の男から、散々、個人的な集中攻撃を受け、気持ち的に萎えてしまった。モチベーションなどこのところ、皆無だ。

およそ10時間、ストレートにいじめられた。この職場はギスギスした職場だ。メッセージでそれを訴えようと、上司たちは自分の事だけを思っていただろう。何をしてもあいつは駄目だ、と大声で言われてる気分、だから、ホントに何も出来なくなった。萎縮しちゃったのだ。コレがホントのハラスメントだ。彼等は私を辞めさせたいのだ、と直感した。

彼らはさらに調子に乗って、一か月も前に私が作成した台帳にまで口出しした。心理的にそれでなくても朝から色んな事が発生しており、終いに疲れ切った私はウチの中で声を上げてオイオイ泣いていた。

悔しい。
ハラスメントと同じような事をずっとされていたんだ。誰も助けてはくれない。毎日私はそこに仕事に行かねばならないのか。

気持ち的にはすでにかなり疲弊していた。コレは上司の上司の上司から言われた言葉。

「疲弊してない?」

してるね。うん。してるよ。疲れた。

他人を辛辣に責め立てていびり殺ししたい奴らだ。

普通の会社ならクビにしてるだろう。
ハラスメントしながら適当に首をつないでいられるのは自分たちがそこの長として私たちのログからPCの中身まで、すべて見ていられるからだろうな。

諦めていても悔し涙は出続けた。

クリスチャンの親友にLINEで電話して、開口一番嗚咽を漏らして大泣きした。突然の😢コールに驚いた親友は祈ってくれて、彼女の優しい祈り方でだいぶん落ち着いた。

夜になると、この朝、転んだ時に思いっきりぶつけた膝が腫れてきた。
身体も浮腫んでるし、喘息の喘鳴は継続している。私は風邪を引いたらしくて友達に泣きながら今日の事を話している時に鼻水がたくさん出た。自分がとてつもなく小さく感じた。

「CHACHA、今日は厄日だったね。お疲れ様」
と親友は言った。
「シャワー浴びて寝ちゃいな。早寝がいいよ」。
そうだね。

今日は早寝する。
喘鳴激しいし、いい事ないし。

明日は会社、休もうかな…。
あんまり我慢し続けると自殺候補者になっちゃうもん。

オクラを入れた味噌汁を呑むと、喘息の喘鳴は何故か止む。そこで、オクラをたくさん入れて、味噌汁を作り、泣きながらすすり呑んだ。ゲホゲホ咳き込んでいたのが、呑んだ薬と味噌汁のお蔭で、楽になった。

今日は早寝だ。
皿を洗って、さっさと片付けて、とっとと寝よう。

、、、お休み。


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