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Mackenzie Shirilla Case

最近、アメリカで実際に起こった2人の同乗者が殺された自動車事故の運転手、マッケンジーは、まだ若い。

が、若いからと謂って、やって好い事と悪い事が有る―こんな事、誰でも分かっていますよね。

彼女と同乗していた(関係が旨く行っていなかった)彼氏と、彼氏の親友を計画的に殺した、という疑いで逮捕され、感情的な検察官の見解に説得された裁判長から、見事に15年ずつの複数刑をCONCURRENT、つまり、順々に立て続けに実刑処理される、と決められ、30年の量刑がこの程、確定しました。

現実的にどう言う事なのかも分からず、最初はニヤニヤしていた彼女が最後に保安官に連れられて刑務所に入ることになって、慌てます。
上の画像はそんな彼女が法廷で見せたナマの顔。

検察官曰く、
「よくいるじゃないですか、ホントの(英語表現をそのまま訳すと)
阿呆で金持ちの頭に空気しか入っていない小娘リッチ・アンド・フーリッシュリー・エアヘッド・ガール
🙄 彼女はそんな子です」。

刑務所で一番嫌われるタイプじゃないかしら😨

前後の事を一切考えず、自分さえよければ何でも構わない、白人の典型的な自己中娘。

最愛のボーイフレンドとその親友が自分の高級車に乗っていて、彼女が自ら運転して起こした自動車事故で彼等が死んだ3か月弱後に、無事に生き残ったマッケンジーは、ハローウィーンのパーティにしかばねの格好して出てきたり、事故の事を笑い話の種にしたり、モデルプロダクションに契約してインフルエンサーになったり、インスタグラムに未成年で麻薬や葉巻を吸っている自分の画像を出し、派手な言動を繰り返しました。

「大事故で二人の人間を殺したにしては、反省の仕方が甘過ぎないか」、
という疑いのメモが検察本部に届き、本部の捜査警部が秘密裏に調査開始した数か月後、彼女は、愛するボーイフレンドや親友を殺した、つまり、謀殺意識を以て殺人を起こした、と言う、
「計画殺人罪」
で逮捕されました。

酒を飲んだパーティ後に、スピードをワザと160km以上の時速に挙げて運転し、わざと近くのビルの壁に突入した。事故に遭い、何故か自分は脚首の骨を折っただけだけど、残り二人は即死。コレは彼女自身がラッキーだったのもありましょうが、全治3か月で済んだ事が奇跡の様です。事故の後、自分だけ、運転席から外へ逃げ出したところを見ていた証人もいました。

OHIO vs MacKENZIE SHIRILLA
COURT-TV

他人を一人でも自分の車で殺してしまったら、普通なら、車なんて運転しませんよね。私がもし好き彼を事故で失くしたら、それだけで毎日が成立しない程、絶望するでしょう。自分の運転が原因で好き彼を失くしたら、私は自殺を図るかも知れません。

そう謂う論点で考えると、CHACHAも、
「見せるべき態度が違うでしょ」、
と思ってしまう、一般聴衆の意見とは逆の言動が目立ったマッケンジー嬢です。

目立ちたがり屋で、且つ、人間的に反社会的人格障害ソシオパスを持っていると思われます。

ハローウィーンなんぞのパーティに屍の格好してニヤニヤしながら出席し、ビールからマリワナまで写真付きで楽しんでいるところを検察本部に写真付きで届け出た人もいる様だったので、マッケンジーと彼女の家族自体が自己中な、実は、
ろくでなし家族
だった、と謂う事だと思います。

何でも好き勝手に、軽犯罪を犯す写真まで見せていた、無敵な態度のマッケンジー。検察官は、裁判長に強く訴えかけました。

裁判長、この事件は、州政府が持ち出した事件ではありません。
彼女のSNSの姿を見て、周囲の人は段々、
「ちょっとおかしくないか?」
と言うようになり、蔭で警察や検察官とも話をする様になったのです。

OHIO vs MacKENZIE SHIRILLA
COURT-TV

彼女の母親は典型的な白人の (この人も) かなり愚かな自己中ナルシシストのようで、
「娘さえよければ、他の事はどうでもいい」、
と言う人。

娘の運転で死んだ後部座席の親友が黒人だったことを、暗に、かかわりはない、とし、
「彼の事は最近の友達で私達家族はは知らなかった」
などと謂って、白人のボーイフレンドよりこの黒人の子の人権を軽視した発言を繰り返し、これを聴いていて耐えかねた裁判長から、鋭く叩かれ、
「あら、見た事のないその辺の黒人なら、死んで当たり前って今おっしゃいましたか?ずいぶん自分勝手で時代遅れな考え方ですね。もう奴隷時代じゃないのよ。お母様、一度ご自身でどうやってここまで娘を甘やかして、教育に失敗したのか、良くない育て方をしたのか、よ~く考え直した方がいいわね」
と言われ、法廷から拍手されました。

原語(アメリカ英語)でCOURT‐TVでみていましたが、此処まで法廷の心証を超悪くしてしまった発言者は滅多に見たことなかったので、つい、笑ってしまいました。失笑しっしょうって奴です。

娘を何処までも愛し続ける事 ≠ 甘やかす事 ではなく、現実社会を見詰める事、
であるべき家庭での教育が、この家族の過程では、
娘を何処までも愛し続ける事  =  甘やかす事
とひたすら信じ切っている彼女の愚かな母親の姿。

この愚かな母親の考え方自体が違っているな、
と聴衆は思ったことでしょう。

人生を無駄にした彼女は、刑務所から出るのは保釈なしなので、40前くらいになったら出れるそうです。第二の人生が30年後に待っています。

それでも、被害者の母親は、
「ウチの子はね、もう帰ってこないのよ。あんたの娘のせいでね❣❣❣」
と自己中発言が多すぎたマッケンジーの母親に廊下で怒鳴りつけていました。

…何か、最近のアメリカって、私、好きになれません。

自分の事しか考えなくって何が悪い、って言う、開き直ったトランプ元大統領を思い出しました。


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