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イヤホン整理アイテムへ憧れを抱く

昔から、条件付きの愛情や承認を得るために生き急いできた。
本当にずっと、小学生の頃から明確にその感覚と共に歩んでいる。
成績は人より良くないといけないし、他の人より可愛いと言われる数が多くないといけない。求められた返事をしなければならない。完璧な自分でいなければ。

「劣等感が強いんだね」「家庭環境が良くなかった?」「自己評価が高いんだね」等等言われてきた(伝えてくれた人には感謝してる)けど、
全くもってその通り。だが、それだけではないのです。
劣等感、家庭環境、自己評価、そういった一単語で収まるパーソナリティではないのだ。
(人はみんな違うのが当たり前で、わざわざ「私は人と違う…」というのは自己愛の現れだと大学時代学びましたので、そういった意味合いではない)

何とも形容し難い、細くて毛羽だった糸がぐちゃぐちゃと緩く絡まったような感情。それがいつも喉と心臓の間に詰まっている。
時々限界が訪れて、息苦しささえ感じる。
中学2年生が発症するアレとも違う、俯瞰した自分が自分を笑ってくる感覚。

この糸屑と上手く付き合わないと、誰のことも心から愛せないのだと
その事実にも小学生時分で気づいていた。

今日まで真似事で頑張ってきたけど、明日こそは本当にご自愛してくれよ
といまだに願いながら、毎夜瞼の裏を見つめている。

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