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崖っぷち承認欲求。私はポニョになりたい。

可愛く綺麗になろうと努力しているが、
この年齢になると誰も褒めてくれるわけじゃない。
服を選ぶ時の店員さん、コスメ見る時の美容部員さんのそれは、商売を繁盛させるためのただの手段であるわけなのでカウントできない。
誰にも褒められず認められず、承認されない人生になんだか疲れてしまった。

「人は自分を映す鏡なのだから、あなたが周りを認めていないリフレクションを感じているだけなのでは?」
という自問は済んでいて、自分はある一定以上というか過剰かもなと思うくらいに人を褒めていると振り返る。
自分がしてほしいことは、まず率先して行動しないと。それは基本のキだ。
そう心得て生きているのに、私は誰にも認められない。
いつも都合のいい人間、断らない、ヘラヘラ笑っていて、扱いやすい人間なのだ。

いいや、本当はわかっている。
世の中には、誰にも褒められなくても、
勉強を頑張れたりメイクしたりオシャレしたり生活を整えたり、他でもない自分のために努力できる人たちがいる。
私が私を認めていないから、こんなにも生きるのが虚しいのだ。
みんな、自分を愛せていいな。
愛するに値するような、正直で素直な人生でいいな。
そんな羨望をずっとぶら下げてトボトボ歩いている。確か最初にその錘に気づいたのは、5歳ごろの自分だった。
あれから20年経っても、錘は錆びてさらに引きずりづらくなる一方なのだ。

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