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タロット&サビアンと共に生きること

近代的占星術技術:サビアンとは

本題を語る前に、サビアンについて語らねばならない。

いつか、しっかり占星術を学び直したい。
そう、思い続けて数年になるので、
2022年、今年の3月20日の春分の日から、
一日1度、太陽の動きに歩調を合わせて、
地球をぐるりと一周する、
黄道12星座をめぐる哲学の旅を始めた。

牡羊座から始まって、魚座までのぐるっと一周、360度。
その1度ずつの度数の宇宙からのエネルギーを
短い詩文として表現したものを、サビアンと言う。

占星術とはそもそも、
地球と宇宙の星々との位置関係と
その星自体や、その方角の宇宙の「領域」から降り注ぐ
何らかの影響との相関関係を解析して
日常や政治などに役立てようとしたものだ。
なので、「サビアン」とは
この地球がポッカリ浮かぶ
宇宙空間からの影響を読み解こうとする鍵となるのだ。

「占い」以上に「哲学」が面白くて仕方がない

私は、何の因果か、タロット占いに魅せられた一人なのだが、
タロット占いを深めて考察しようとすると、
占星術は避けて通れないので、
より、タロットを深めるために、
今年、腹を括ってこのサビアン360イメージの旅を決意した。
というわけで、私が占星術を学ぶ初発の動機はタロットだ。

物心ついた思春期の10代の頃から、かれこれ30年。
ずっとタロットを触り続けてしまって今に至る。
とりあえず、いまだに考察できることが山ほどあって
しばらくは飽きる気がしない。
で、何のためにやっているのか、という理由なのだが
学びを深めると、占いの的中率が上がるのか、というと
よくわからない。
ぶっちゃけ、ある一定のレベルに達したら、
そこからは大して変わらないような気がする。

だいぶ前から、私はタロットを「占い」として認識していない。
経典、地図、物語、方位磁針、
そのような例えの方が、しっくりくる。

人生は、実践練習だ。
人間は、どのように生きるのが「幸せ」なのか?
という、古代から答えの出ない
哲学的な問いについての答えを
一人一人がそれぞれ探す旅だ。
私は、その旅の友として、タロットや占星術を好んでいる。
ただそれだけだ。
彼らは、友であり、師であり、
問答役としての自分自身だ。

サビアンの旅、前半を振り返って

3月から始めたサビアンの旅は、
牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座→獅子座を巡り
今、乙女座の後半に入った。
12サイン(星座)を前半と後半に分けると、
前半の6サインが間も無く終わることとなる。

リアルな太陽の動きとともに学びを進めているので、
学ぶ内容と季節が不思議にリンクする。
春の季節は爽やかな雰囲気で
夏の盛りは活発で活動的で。
1日1日を味わって噛み締めるような
何とも贅沢に密度の濃い半年だった。

前述で私はタロットを「占い」として認識していない、
と述べたが、
この半年、サビアンを学んできて、
タロットと同様に、占星術も、「占い」ではないな、
と、確信した。

占いではない、というより、
占い「にも」使える。
というだけで、
本質は占いではない、と思ってしまうのは
あまりにも占い以外から得ているものが大きいから、
ということなのだが、
よくよく考えると、一般の方々は
タロットや占星術を深く学ぶことはないだろうから
今、私が享受している幸せな学びは、
占い師だけが知ることのできる特権なのかもしれない。
だとすると、世間的には
占いはずっと占いのままだな、
なんてことも思う。

で、占星術も本質は「占い」ではない、
という思いなのだが、
半年、向き合ってきて思うことは
これは、「暦」なのだな、ということ。

星を見て暦を作る。
それは、古代人が暦を作ったやり方そのもので
占星術の本質は暦だ、というのは
斬新でも何でもなく
そりゃそうだ。というものなのだが

今、徒然思うのは
人類は「暦」によって
人生全体のリズムをコントロールし
種族全体の足並みを合わせているのだが
果たして
どの「暦」が最適なのか?
いくつかある暦の中で、恣意的に歪んでいるものはないのか?
なんていう、俗物的な疑問や

太陽暦・太陰暦・マヤ暦・13の月の暦など
様々な暦と人間のバイオリズムや宇宙のリズムの
共鳴点・共通点を考察したりしたら
きっと、一生終わらないのだろうなぁ
などという、イカれた研究者な思いつき。

太陽星座牡羊座、月星座双子座の私は
(12星座の最初の二つ。最も人格に影響する)
40年生きてきて、ここまでの人生で
この世には自分が理解できない価値観や
行動力や認識力、判断力や知力を持っている人が
わんさかわんさかいて、
彼らを見て羨ましがることを止めることが
自分が幸せに生きる道だと
何となく悟ったつもりでいたのだけど
この、サビアン360度の旅は、
どうやら、私に、
これからの人生後半の生きがいを与えてくれるようだ。

12星座の最初しか知らない私には
一生理解できぬと打ち捨てた
12星座の後半の方々が大切にしている人生哲学について
お前も無関係でなんていられると思うなよ、
諦めたふりをして、やり過ごそうなんて、
そうは問屋が卸さないぜ、と
スピリチュアルの女神?が、
ニヤニヤしているように、
そう思えてしょうがないのだ。

2022年9月9日 乙女座17度
サビアン:噴火している火山

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