谷岡幸地

僕の観たいショーのようなものを実現するための、実験の日々の記録なのだ!

谷岡幸地

僕の観たいショーのようなものを実現するための、実験の日々の記録なのだ!

マガジン

最近の記事

昭和が終わったんだなあ。

私の人生の中で多くの時間を占めたものは、猫とゲームだと思う。 猫は3歳から、ゲームは小学生の真ん中位からの付き合いだ。 色々な理由で、ゲームセンターに行かなくなった。 家庭用ゲーム機の性能が上がってゲームセンターに行かなくても同じものが家で遊べるようになった、とか、新しいジャンル(格闘ゲーム)が下手で、楽しくない、とか、いろいろ理由はあった。 54歳に成って今頃ゲームセンターは良かったなあ、なんて思い始めるも、同じ様な事を感じる人達が多かったのだろう、片っ端から潰れてい

    • 心がぶっ壊れた件

      些細なことだった。 晩御飯がなかった。 もう、どうしようもない気分で、 家のこと、掃除と洗濯は任せていたが、それ以外は全部やっていた。 料理は好きだったし、犬の散歩も諸々考えると私がやるのが効率良い訳で 晩飯の準備は買い物もしていた。なかなか辛かった。 辛い、涙が盛り上がってくるが、心はなぜか冷静で、目から水が出たところで 土砂降りの中、買い物に出る。 一方は車でイオンで働いている。買って帰れないものか、と思ったのもきっかけのひとつ。 もう、

      • ビンゴカード(末期)

        結構穴の空いたビンゴカード。 何も揃っていないし、もう、終わりなのだろう。ドリンクを置いて、とはいえゲームに参加しているので番号を確認し、揃った人に拍手を送る。 さて、結構色々なことをやってきた。ゲーム雑誌の編集のアルバイト、本屋のバイト。音楽もやったし、演劇の舞台に立ったこともある。恋愛もそれなりにしたし、犬も猫も飼った。 iPhoneの登場も目の当たりにしたし、レンタルビデオやポケベルの登場と終焉も見てきた。世界的流行病も、大きな地震で東京千葉間を歩いた。元首相の暗殺も

        • 2024年10月、ついに演劇を打つ!

          俺、劇場を借りた。 そうなの借りたの。なので公演日が決まったの。借りたのは「池袋西口駅前野外劇場」、そう、グローバルリングなのだ! すごくね? 誰か褒めてくれ。 念願の場所 シェークスピア時代の演劇は太陽の下だった、とか、ブロードウェイのロードショーは道路での予告公演だったとか、やっぱ憧れるのよ。ヒーローショーも野外じゃん。野外は楽しいのよ。 演劇観にきたはいいけど、近くに店が何もなくて時間潰せないとか、観劇終わってからどっかで話したいのに店がないとか、どうせなら何か

        昭和が終わったんだなあ。

        マガジン

        • できるのか?
          2本
        • 無策夢中
          0本

        記事

          生命

          我が家の猫が、そろそろ。 痙攣したり、全身チカラがはいらなかったり。 そろそろ。 3匹の猫が、我が家で過ごして行ったことになる。 とても良い時間を過ごせた反面、何もしてあげていなかった気がする。悪い意味で猫は手が掛からないのだ。 外に出してあげられないのも、ちょっと申し訳ない。 広い自然の中で走らせてあげたいが、もう、そういう事は引っ越さない限り無理だろう。 まあ、兎に角辛い。

          起業セミナー受けるよ。

          起業セミナー受けるよ。

          脚本2日目

          冒頭の月夜のシーンはなかなか良さそう。ススキを風で靡かせたい。 そんなことを思うも、はて、演出家がセットや照明がきちんと揃った状態で演出をつけるだろうか。。。と思ったがまあ、いいじゃんね。なんか言い訳を考えよう。 今日は2日目、演出が人形製作を依頼した後の話を書く。 大道具さん(脚本上は谷岡、実際は酒井さんのパート)は、アトリエに入り実際に製作を開始するのだが。。。黙々と人形を作っていても仕方がない。というのも、酒井さんがやりたいのは会話劇だから。 あれこれ悩んだ結果、

          脚本描き始め。

          ワシの大好きな女優さんが「谷ちゃん、書きなよう」と言ってくださったので、久しぶりに脚本を書くことにした。 まず思い浮かんだのは曇った空、生い茂った雑草、そこに立つ「初音ミク人形(等身大)」。劇中劇の形で、スタッフが一生懸命人形を舞台に立たせようとするが倒れてしまう、そんな光景。なので、ここが今回の脚本の見せ場になる。 で、ワシの大好きな女優さん(酒井さん)の役割は、その人形を作る美術さん。美術さんが作ったこともない等身大の人形を作る所が、物語の初めになる。 で、更にその

          脚本描き始め。

          演劇を再開することにしましたよ。

          演劇研究会に参加させていただきながら、そろそろ演劇を打たなければいけないな〜なんてぼーっと考えてました。 どう考えたって、今の生活の先に未来はなさそうだ。 それに、先日演劇を打った主宰の小林さん内田さんとも演劇を続けている以上一生の付き合いになりそうだ。この2人には、お手伝いさせていただいた際にいただいたお給料をなんとかお戻ししたい。 素直に受け取って貰えるわけもないので、なんとか給料でお支払いしたい。 ノハラノ氏とは、いつか一緒にやろうという事になっているし、マガラン

          演劇を再開することにしましたよ。

          あまり書くべきことではないことを

          ニュースを観ている。色々と呟きたくなる。でも、多くの人がそれを、ネタとして自分の思いを書き捨て、消費しているように感じる。 声を上げる必要があるかも知れない、と思うものの、その声を聞いて「よしやめよう」と思い直してくれる気がしない。 毎日我慢して生きてきた筈だ。強い、酷い感情で、自分の上司を、部下を…と思っても我慢し生きてきた筈だ、その人たちがよく知ることもない人たちを。 どっちが良い、悪い、ではなく。ただ何とかならないものか、と。おさまらないものか。

          あまり書くべきことではないことを

          再開

          演劇の様なものを、再び創りたい。やりたいがどうして良いかわからなくなってきた。 技術の問題、役者手配の問題、そういうものを抱えていて、どうして良いかわからないが、まず技術から手をつけたい。 ■人様の公演を手伝っている。 私はセットとか小道具が大好きなので、どうしても使いたいのだが、演出さんは使いたくないという。なんとか説得したいと考えていたが、家族に止められた。 …人様のお芝居である。 ■以前、U氏から、一緒にやろうという話をいただいていた。私は断った。 役者の手配がで

          PayPayと言えない男

          三六闇市という、劇場主催のイベントで「PayPayと言えない男」という出し物をやりました。 デシベル王と私 観客の拍手を測って、一番を決めるデシベル王 という企画がありました。PayPayと言えない男…は早々にこれを諦めました。 「前半は笑って欲しい、後半はしんみり行きたい。」 企画は、5ヶ月ほど前に暗礁に乗り上げました。緊急事態宣言が発出されたのです。劇場側から延期の連絡があり、再開も未定でした。私は、どこかでちょっとだけ安心しました。 そして、それから4ヶ月、つま

          PayPayと言えない男

          俺の演劇

          みんなにとっての演劇とは、どのようなものなのだろう。 芸術、かも知れないし、究極のリアリズムかも知れない。物語を紡ぐ絵巻のようなものかも知れないし、映画技術を持たない人間のひとつの表現かも知れない。 僕にとってのそれは、ワイワイと楽しむためのもので、おおよそ他の演劇が求めるものは求めていない。 テレビや映画、絵本の中でも劇中劇が登場する。 木の枝を持って顔を出した木の格好をしてたり、草や太陽がベニアで作られていたり、スポットライトがパッと当たったり。なかなかひどいんだ

          でかいのできた。

          GWを潰して、でっかいの作りました。作ったはいいけど表面どう加工すればいいのかねえ。。 頭しかないので、獅子舞的な。 きっと表面に鱗みたいなものを貼ってゆけばいいのかなあ、と思っています。

          でかいのできた。

          目的

          演劇、お芝居には、観せたい目標みたいなものがあると思っていて。 「私はこんなことみんなに話したいの!」というものや「女の子のかわいさを観せたい」みたいなもの「事件を一緒に見てゆこう」みたいなものがある気がする。 きっと他にもあると思う。 ある役者さんが「僕は舞台から見る美しい照明が見たくて舞台に立つ」仰っていました。そういう理由もあるのね。 僕は「すごい画を一緒に見ようぜ」なのです。 アクション映画、実際に見てみたいよね! なのです。 画像はどこかに「都合よく作れ

          演技とか

          三六闇市という、イベントに参加する為、5分の戯曲を書きました。 書いた後、自分で演じなければいけないので、撮影しながら練習してみました。 さて、所々、ダサい。なんだろうこのダサさはと思って確認したら、目の動きがどうにもダサい。 僕の周りには見えない人が2人居る。あと、売り場にはテーブルがありその上にも物が乗っている。 話しながら人をみたり、物をみたりするのだけど、ここの目線の写し方がダサい。 リアルなのは、この変な目線の動きをしている僕なのだけれど、現実は物をみた上