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サントリーホールARKクラッシックス2021 オンライン配信 第二夜〈第一公演〉感想
辻井さんのピアノに癒されました~。
そして、泣いた。
今回、泣くと思ってませんでした。
何しろ、夕飯食べながら聴いていたんですから。(すみません)
19時開始。辻井伸行さんのソロ公演が始まりました。
ご自身作曲の「笑顔で会える日のために」。
綺麗な光が空を舞っているような音が流れます。
ん~。心が洗われるよう。
ドビュッシー、ショパンはちょっとご飯の最後の用意をしながら。
そしてベートーヴェンの「月光」からようやく座って夕飯を食べ始めました。
このシチュエーションで泣くと思わないですよね?
なのに、聴きながら食べていたら、突如、透明な音がスーッと身体に浸透してきたんです。
え?と思ったら心が鷲づかみ。うるうる。
箸を持つ手が止まって音にのまれました。
しばし聴き入る。
ふぅ。凄かった。
辻井さんの弾く「月光」は何度も聴いたことがあったから油断してました。そして、次の「悲愴」も何度も聴いたことがある。
「悲愴」が始まる。もう泣かないだろうと思ったら、辻井さんの弾く音が深くなっていく。
祈るような優しい音色に、また心をつかまれて、うるうる。。。
もうね、箸が全然進まないんです。
音にのまれて暫し停止。
「悲愴」の演奏も素晴らしかった。
はあ。夕飯、すませておけばよかった...いや、まあそれが出来なかったから同じ時間になっちゃったんだけど。ああ。この音に心置きなく身をゆだねたい。
そうは思うものの、うどんである。汁に浸かったうどんはもう後戻りはできない。
そして、リストの「慰め」に続き「愛の夢」。
もう泣かないだろうと思ってたら、後半にうるうる。
結局、3回泣きました。
(月光、悲愴、愛の夢)
なんだろな。疲れてたのか?私。
辻井さんが凄すぎるのか?
それにライブの演奏はまたひと味違うんでしょうね。
今回、「ラ・カンパネラ」も前にYouTubeで聴いたときの印象と違って、なんと表現したらいいのかわかりませんが進化?したような。解釈を変えたのかな?
今日のオンライン配信第一公演目は辻井さんのソロでした。
素晴らしかったです。
全体的に辻井さんのピュアさ、優しさだけでなく、情熱のような強さが感じられました。
あぁ。また聴きたい。
DVDとかないのかな...
***オンライン配信 12/28 第一公演***
辻井伸行:笑顔で会える日のために
ドビュッシー:夢、月の光
ショパン:ノクターン 第20番 《遺作》
ショパン:ノクターン 第8番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 《月光》:第1楽章
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 《悲愴》:第2楽章
リスト:慰め 第3番
リスト:愛の夢 第3番
リスト:ため息
リスト:ラ・カンパネラ
アンコール/ショパン:大洋のエチュード
2021年10月10日 サントリーホール・大ホール ライブ配信
*
第二公演の感想は割愛させていただきます。
曲目リストだけ。
***オンライン配信 12/28 第二公演***
〈辻井伸行×三浦文彰&ARKシンフォニエッタ
バッハ&ショスタコーヴィチ〉
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
高木綾子(フルート)三浦文彰(ヴァイオリン)曽根麻矢子(チェンバロ)ARKシンフォニエッタ
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
三浦文彰、三浦章宏(ヴァイオリン)ARKシンフォニエッタ
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35
辻󠄀井伸行(ピアノ)辻本憲一(トランペット)
太田弦指揮 ARKシンフォニエッタ
2021年10月9日 サントリーホール・ブルーローズ ライブ映像
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トップ画像引用元:辻井伸行オフィシャルサイトより
https://avex.jp/tsujii/
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