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霊的進化とアストラル体に働きかける、という話

どうも。夏樹です。また過去メルマガを使って記事つくってます。まぁ神秘家としてって感じのオハナシです。

ほんで今回のお題。

おれたちが霊的進化というものをしているとき、具体的に何が起こっているのか?

ということ・

たとえば、おれたちはさ、神秘学講座でもそうなんだけど、内省とか、各種瞑想とかで、内面の浄化だったり、ある種の霊的力を高めるようなプラクティスを知的学習と平行して行う。


こういうプロセスって、何が自分の身に起きて、何をもって霊的に進化していると測ることができるんだろうね。

「ほう、あの人は波動が高い」

「あの人は古い魂だ」

なんてスピっぽい言葉で満足したらだめだぜ。(笑)


そもそもなんなんだよ、魂が古いって。

魂に新しいも古いもあんのかよ、

4次元以上は時間なんてねぇぞ?笑

といったツッコミはともかく。


さて。

実はこの問題、結論から言おう。

霊的な進化とは、

「アストラル体のカタチが、

人型へと美しく変化していく」

プロセスと言うことができる。


ちなみに次の段階とは、

意識(自我)が、天使の位階へと至ることだ。

天使→大天使→権天使・・・

と9階級あるのが通常の神学ね。


この階級、霊的存在としての

進化のプロセスと見ることもできるわけ。


この天使の意識状態になることが、

次の霊的進化だ。

この状態をシュタイナーは、自我が「霊我」に至るという言葉で表現した。

そして霊我へと至るには、

「自我によって

アストラル体に働きかける」

というプロセスを経ることになるわけ。


アストラル体ってのは、

サイキカル体とも同じで、

心理・感情を司る霊的身体。

欲求もここに含まれる。

では、

「自我によって

アストラル体に働きかける」

ということについて、

もう少し考えてみよう。


けどまぁ、アストラル体とかサイキカル体と言われる霊的身体が、何を司る身体なのかを考えれば、自然と明らかになるけどね。


アストラル体は、感情や欲求を司る

上記小見出しが、回答だ。

そう、アストラル体は、

感情や欲求を司る。

我々は、内省や思考の訓練を通して、感情のコントロールや欲求の浄化を行う。

ある種の瞑想を主体的に取り組むことによって、欲望それ自体の高貴化に努める。


この感情や欲求への浄化・高貴化といった働きかけが、我々の自我を次の段階、すなわち霊我と呼ばれる段階へと

進化させる。


人は、自らの意志によって、意識的に、自発的にアストラル体に働きかけるより、人生に現れる課題へ漫然と取り組むよりも、ずっとスピーディな霊的進化を歩むことができる。


たまに、スピリチュアル系にいるよな。

「地球はもう今世までにしたい」

「地球を卒業したい」

的なセリフを言う人。


まぁこのセリフが出た時点で、無理でしょう。(笑)

自分が自らの意志で自分の感情と欲求の浄化にどこまで努めてきたか。

この点を振り返ってみればわかるはずだ。

「あれ、そんな卒業なんて

言えなくね・・・?」

みたいな。


すぐにそんな自覚は生まれる。

生まれなければ、むしろマズい。(笑)

早く卒業したいだのなんだの言う前に、やるべきことを自分が為したかきちんと振り返ろう。

霊的身体とは、聖書で言えばいろいろとあるが、たとえば天の国へ入れる者をこう記す。


「われらの神である主は王となられた。

私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。

小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。


花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。

その麻布とは、聖る者たちの正しい行ないである。」

(黙示録 19:6-8)


清い光輝く

麻布の衣とはなんだろう。


それは、おれたちの霊的身体のことだ。

それはこう続く。

「その麻布とは、

聖る者たちの正しい行ないである。」


霊的身体は、正しい行いによって編まれる。

つまり、自らの意志で、アストラル体を美しく仕上げることだ。


もちろん、決してそのプロセスはスピーディには進まない。

だが、あきらめることなく進んでいこう。

その結果は、いつか自分の人生が終わった後にこそ知ることができるだろうぜ。


おまえさんが、天の国に相応しい衣をまとうことを

願ってるぜ。

ま。そんな話さ。

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本記事はメルマガ『魂の神秘学』Vol.339~340を編集して書かれた。

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