見出し画像

冬の散歩道をブラブラしつつ、ご近所アーシング。お金で何かを計る時。

今日は朝から良いお天気で、零下の気温の毎日ですが、洗濯物も良く乾きます。午後になってから、思いついて散歩に出ました。
ちょっと大きな公道に沿って歩いてから、いつものように脇道を見つけて逸れていくと、誰も居ない枯草野原の散歩道に出ました。

野良の足跡

立派な足跡がありました。
大型の野良犬のものでしょう。
たいがい、こんな大きな犬は、大人しくて人好きな性格のものが多いので
(じゃないととっくに淘汰されて野良の血筋は絶えてるはず)
出逢えるかなぁ、と期待していましたが、残念ながらお留守のようでした。

歩きながら、取り留めもなく、色々考えていました。

今日読んだケシーちゃんのブログ
「宇宙料金」と言う話が書かれていました。
料金はお客さんが決める。
サービスや商品の提供側から料金の提示がない場合を、
そんな風に呼んでいるようです。

お客さんの方が、金額を決める方式の一つに
「チップ」があります。
私は、旅行業なので、現地をご旅行頂く日本のお客様から
「チップの相場はどれくらいですか?」と尋ねられることが度々あります。
一応「お気持ちで」と答えますが
「そんな坊さんに払うお布施みたいな言い方せんで!」と
言われたりします。
(≧◇≦)
相場って、無いっていーながらあるじゃん、みたいな。

でも、正直、チップに関しては、本当に「相場」がないんですよね。
特に、日本人の方は渡し忘れる方も多いので、日本人慣れしてるスタッフなんかだと、貰えなくても「ああ、またか」で済んじゃう様なとこがあったりするので、
でも、それでも、やはり、チップは頂けたら、自分の仕事が評価されたことになるので、お金としての収入もそうだけど、プロとしての誇りも又大きな報酬ですよね。

で、しょうがないので、じゃ、20ドルくらいでどうですか?
みたいな、ご提案をするんですが
え、そんなに?って言う反応をする方もいらっしゃいます。

いや、マジに
チップって
渡したあとから
「あれ?あげすぎたかな?」とか「少なかったかも?」と
思わない、自分なりのスケールで金額を決めるのが「正解」なんですよね。

失敗しながら、自分なりのスケールも出来てくるので、
違和感を感じたり、しっくりする満足感を味わったり
そんな細やかな「動揺」も又、旅の一部分であったりするんじゃ?
って思うんです。
ある種、「値段を決める」って作業は
自分に何か「突き付けられた感」も味わうことになりますよね。
でも、それをするかしないかって、実は、とっても大きな体験のチャンスを
得るか、流すか、と言うくらいの差があるんじゃないかな?と
ケシーちゃんのブログを読んだ後だったので、考えていました。

お金を払う側が料金を決めるときの
自分を計られる感じ。
独特ですよね。

また、一方で、
自分のやった仕事の対価を貰う場合に
幾らだったら、妥当か?
料金を訊ねられた時に、堂々と言えますか?

これもまた
更に一歩踏み込んだ「自分を試されてる感」。

謙遜して安い料金を言うのが良いかしら?

度胸試しに、高額を提示してみますか?

自分の能力を、自分自身でちゃんと評価出来てるのかしら?
認めてあげられてるかしら?

そんな体験を重ねていきながら
見えてくるものは必ずありますね。
いつも定額の決まった料金だけのやり取りをする人生より
少し、そんな体験を自分にさせてあげたくないですか?

時代は、風の時代に入って
もう、お金なんかに拘泥しない生き方が良いんだよ、と
そんな風に嘯いて
実は、本当は、決まった金額に縛られる生き方の方が
楽だけと窮屈なことなんじゃないかな、と。
矛盾するようですが
体験を重ねた先にある、自分のスケールを手に入れた後の方が
自由に生きていけるんじゃないかな
、と。

そんな事を考えながら

アーシング

湿ったふかふかの土の上で、たっぷりとアーシングをしてから帰ってきました。

全ての友人たちに健康と幸運を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?