時間を味方につける

おっとっと。
今日も朝からPCの前に座ることができました（シュクル）。

たった1日でも、またぞろ色んなことが起きてて
色んなことが耳に入ってきます。感情を動かすな、と言う方が無理なので
心は動くままに放牧を、柵だけきちんと設置しておきましょう。

前にも書いたかも、中学生の頃の愛読書の一つに
庄司薫さんの「赤ずきんちゃんシリーズ」３部作がありました。
今も読んでる人いるかな。
庄司薫さんにはファンレター出して返信の葉書を頂戴したことがあります。
何度もの引っ越しで紛失してしまったけど。
直筆の葉書が届いた時の信じられない気持ちは今でも覚えています。

作品の中で、薫くんの大学生のお兄さんたちが出してる同人誌の中で
「逃げて逃げて逃げまくるための方法序論」と言う論文について語っている箇所があります。
曰く
「何事も逃げて逃げて逃げまくって、挙句逃げきれなかったものこそが、本当に大事なものだから逃げ切れることに関してはあくまでも逃げ続けよ」と言う論です。
中学生だった私には、馬鹿馬鹿しい言葉遊びの冗談なんだと思って読んでいましたが
人生半世紀を経て、やはり、その論はある意味について正しかったんだなぁ、と思うわけです。

私のADHD気質の一つに、やらなければいけなくなった途端に出来なくなる、と言うどうしようもない罠が仕掛けられています。
どんなに簡単な作業も「やらなくちゃ」と思った途端に、どうしても取り掛れなくなる
もしくは精神的な負荷ストレスが増大して、途方に暮れてしまう。
まあ、誰しも多かれ少なかれある、テスト前になると部屋を掃除したくなる系の心情の拡大版です。

それが、ごくごく簡単な作業でも、もしくは自分が好きで始めたことでも
日々、トラップがあって、作業効率が異常に停滞します。
で、延々と、やんなきゃやんなきゃやんなきゃ、と呪いの呪文を唱えながら
ただ、無意に時間を過ごすアレです。

で、今、思い返すと、アレ、やったっけ？
結果やらなくて済んだことの方が圧倒的だったんじゃないかな、と。
ま、逃げ切った案件多数。

何が言いたいかと言うと
停滞してたり、出来てないことが目の前に山積してたりすると
体もだるくなって、自己嫌悪とか罪悪感とかに苛まれて
アイディアも出てこなくなるので

人は誰でも同じテンポで何か行動を起こし続けるなんて無理。
止まってしまっていても怠惰な時間があっても

その時点では
「ただいま時間を味方につけてる最中でーす！」って認識でいいんじゃないかな、と。

本当に逃げきれないものは結果やることになるもん。

時間の加勢はほんと強力。
時間を味方につけよう！

全ての友人に健康と幸運を。