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絶賛カッパドキアは工事中。只今目の前で大きな働く車が大スペクタクルを展開中。

この一週間ばかし、家の前の公道がアスファルト舗装工事中で
いつもは家の前に路駐(カッパドキアは路駐天国)なのに、車を移動してくれ、と言われて、少し離れた空き地に停めています。
買い物の際などに面倒なので、やや、ウンザリしてました。

しかし、今日はいよいよアスファルト舗装の大型な「働く車」が目の前でがー!がー!と働いている模様をかぶりつきで見学出来て、めっちゃ興奮しました。
子供って「働く車」好きだもんなぁ、そんな「働く車」好きな幼児をこのバルコニーに招待したら鼻血もんの大スペクタクルだなぁ、ああ、勿体ないもったいない!とか言いながらバシャバシャ写真を撮っていました。

なんのこたあない

私が「働く車」好きなんじゃん(≧▽≦)

働く車スキ

トルコで、こんな風に公共工事系のお兄さん達が働いているとき。
お兄さん達は『お10時』と『お3時』に『お茶休憩』をするんですが
いつもどこからともなく大きなチャイダンルック(トルコヤカン)が現れることを不思議に思っていましたが
あれは、働くお兄さん達の中から、やや若手の人が、目ぼしいご近所さんを見つけて「すんませーん!お茶くださーい!」と声を掛けて供出されていたことが分かりました。
声を掛けられたお宅から当たり前の様にデッカイ・チャイダンルックが出てきます。あのデッカイ・チャイダンルックがどのお宅にもあることにもビックリですね!

今日は我が家の真ん前なので、お茶を出そうかどうか、朝からソワソワしていましたが、階下の奥さんだか、お向かいの奥さんだか、もしくは両方からお茶が差し入れされていて、私の出番はありませんでした。

作業の昼休憩中っぽい時間に、町まで買い物に出かけました。
いつもは車で出かけるんですが、街中も同じ様に大々的に舗装工事中で駐車場所が見つけづらく通行止めにも多いので、運動も兼ねて歩いて出かけていきました。

その途中で、本日のお昼のお茶ケータリング部隊に遭遇したので
写真を撮らせて貰いました。

毎日ピクニック

2つあるブリキの筒状のものが、直火で作るチャイ製造装置です。
ちゃんと、この筒の中が濃いお茶部分とお湯部分に分かれていて
小さな薪で焚くとアツアツのトルコ紅茶が愉しめる、と言う民間の知恵的グッズです。
直火でチャイの支度風景が和やかで
「仕事は大変そうですが、お茶淹れるのは楽しそうですね。」と声を掛けると、当然ですが「飲んでけー!」と誘われました。(≧▽≦)
町中の舗装工事が毎日行われているので、昼食チャイ部隊も毎日がピクニック状態ですね。なんか和むなぁ。

町のアスファルト舗装も着々と進行してました。
明日以降はやっと八百屋さんまで車が横付け出来そう。

今年は、観光地であるカッパドキアもパンデミック騒ぎのせいで、失業者続出の危機でした。そんな中、カッパドキアのインスタスポットにも彫像や大きな立て看板文字や、花装飾や造園や、とにかく美しい整備があちこちで行われていました。
街中の清掃員の数もめちゃめちゃ多くて、落ちてるゴミがすぐに清掃されていくので、心の中で「ここはディズニーランドか?」と突っ込んでいたくらいです。
観光業がメインのカッパドキアで、税収はめちゃめちゃ落ちてるはずです。
そんな中でこんなあちこちバブリーに整備して大丈夫なんかいな?と思って見ていたんですが

舗装道路工事に費やされている膨大な数の作業員の方がたと
そのお茶淹れてる和やかな風景に
ああ、なるほどなぁ、と。

これは、失業対策でもあるんだな、と。

少なくとも市に雇われてる皆さんは、最低賃金と健康保険が保証されるはずです。そう言う方がたを今年は破格に雇っているんだな、と分かりました。

秋口ごろには、ロシアやパキスタン、イラン、アメリカなどからのお客様が少しずつ回復傾向でした。これからオフシーズンに入って、いつもなら冬はアジアからのお客様が中心になるはずでした。今年は、いつもよりさらに静かな冬になるかもしれません。

カッパドキアでは、冬は基本、家に閉じこもって過ごします。
ロックダウンだとか言われなくても、元々、冬は勝手にロックダウンしてたようなものです。
じっと冬眠のカッパドキアに、優しい春が来るといいなぁ。

全ての友人たちに健康と幸運を!

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