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南へ02-本島-

2021/8/5

う…おはよう…。

3時間…?寝られたかな??
なんか夜中猫が喧嘩しててうーうーいってて怖かった。夜中の獣の声怖すぎるんだよなぁ。

怠いし酒が残ってる…暫く港でクーラーとWi-Fiの恩恵を預かりながらのんびりする。

朝イチ、人少ないね。

フェリーの中では大人しく寝ました。少しましになったがまだ微妙な感じ。これだから旅中の酒と夜ふかしはあかんのや…。

丸亀港についた。

牛島に行くつもりだったが、微妙な時間だったので本島に行くことにした。

ついた。本島。

なんの情報もなくてもフェリーに乗れば着くんだもんね。楽だね。

アート作品巡るのも観光地巡るのも疲れるので、目についた物に行くことにする。
とりあえず島を一周してみよう。

移動販売があった。これが島民のスーパー。

その辺で泳いでいる人と話したり、桃農家の桃の瓶詰めをあげたりした。
桃農家の桃、旅立っていく。

昔の分校の廃墟があった。

過去には何回かロケ地にも使われていたようだ。

やはり廃墟はテンションが上がる。わしは廃墟がすきなんだなぁ。
早く人間滅びた世界を旅したいね。

そういう意味ではコロナの世界は人が少なくていい。あんまり人に出会わない。出会ってもその場で話して別れるだけの関係は丁度いい。

海水浴場を見かけたので寄ってみた。
児島からバスケ部の面々が泳ぎに来ていた。

無料のシャワーもある。

プライベートおふねが着けられるようだ。なんて都合のいい場所。

今夜はここに泊まろう。
暫く話したり拾った魚を突いて臭いとわめいたりして過ごす。

また適当にすすむ。

埋葬場所と石塔を別の場所に建てる両墓制というのがあった。面白い。

本島は昔廻船業で栄えた島なので、それに伴い歴史的建造物が多く、笠島という地域は保存地区にも指定されている。
最近行った所だと熊川の宿場町とかもそう。

中に入れる施設もあるのでのんびり見て周れます。

井戸の実演。

なんでも鑑定団にもでている吉田邸。動画があるようなので後からYouTubeで見てみるか。

蔵から応挙や若冲や魯山人が出てくるとかいうチートな家の宿主が色々解説してくれる。
そしてそれ等が超凝った塩飽大工渾身の家に展示してある。
今もここに住んでいるらしい。チートが過ぎる。

蔵から宝って実在するんだね。初めて見た。家の倉庫からはオリンピックの記念メダルが限界でしたのに。

これは塩飽(しわく)水軍の勤番所跡。
しわくって読めなくない?難読。
由来は“潮湧く”らしい。なるほど、これなら覚えられるね。

この辺りは海流が複雑で水軍の歴史が深い。

面倒なので書かないが資料も多くなかなか楽しめます。瀬戸内は廻船業で儲けた島多いね。

実は油断していて食べ物がなく、まじで飢えそう。
島の飲食店もコロナでやっていないが、ダメ元で泣きついてカップ麺とトマトを譲ってもらった。

いやほんとすみません…。さっき移動販売で買っておくべきだった本当に…。阿呆すぎる。
俺は旅中に食べ物にありつくのが下手。
だから未だに香川でうどんを食べられていない。

あまり食べることに執着がないからなのかもしれん。多くの人は旅の楽しみにグルメを挙げるのであまり解り合えない感じになる。色々駄目だ。

太陽、容赦がない。


さっきの場所に戻ってきてローコットを設置。ひと泳ぎしてシャワーと洗濯を済ませる。

ひとりで落ち着けてよい。夕日。

ご飯。

何時もなら絶対食べないカップ焼きそばだが、今はそのカロリーが頼もしい。保ってほしい、エネルギー。

今日も1日一緒でした、しろあんちゃん。本当に可愛い。
精神が安定する。今後の旅でもお供を作るかもしれん。

疲れたので日が沈んだらもう寝ます。
1話だけアニメみて力尽きた。

おやしみ。また明日。

旅の費用にさせていただきます!