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瀬戸内自転車旅09-向島,因島-

2020/10/19

おはようございます。
朝ごはんはきっちゃ初にて。

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はたさんと合流して暫く話します。

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11時にようやく尾道を出発。
やっと自転車でここに来た…。尾道だけで4日かかったことに。この調子だと今治までたどり着けないんじゃなかろうか…。

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今日は因島に宿をとっているので走り出します。今治…果てしないな…。

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途中向島で「ピッチャーフォークファームズ」へ。

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アメリカ出身のトーマスさんがひとりで開いた土地です。

丁度お出掛けみたいなので、明日また来る約束をしました。既に戻ってくることが決定しているという。

続いては「そらのき」さんへ。

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女性店主がひとりできりもりしているコットンのアパレルショップなのですが、この方がとても素敵なのです。

まずはお店。白基調の室内に軽いコットンの質感が溶け込むようです。

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わしはその、お金をね、もっていない方の大人なので…
服は手がでないのですが、こちらを購入。

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旅行中に店がなく手に入らないこともあるので、布ナプキンは以前からほしかったのです。あとゴミがでない。

いやね、旅しているとゴミ捨てるのって本当に面倒なんですよ。
ペットボトルも嵩張るのでサイクルボトルに。
捨てるの面倒くせぇとかゴミ持ち歩きたくねぇの気持ちから、自然とエコになっていくんです。特に自転車旅はね!

そらのきさんはお店以外の暮らしぶりも本当に良くて。
店主は人に頼って生活したくないという思いから、オフグリッドな生活を試みています。

店の電気も太陽パネルで賄っています。

バッテリー庫

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釜戸のあるキッチン

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人やインフラに頼らずに衣食住を賄いたいその気持ち、とても分かります。わしもそういうのやりたいんだよ…!

今後はアーティストを招いて交流場にしていきたいとのことで、こんなお部屋もできていました。

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お店の前のウッドデッキも勿論手作り。

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この物件を3年ほど前に購入し、こつこつ改装されてきたとのことです。みんな若いのにすごいなぁ…。

それに比べてわしのこの人生迷子っぷりときたら…。がんばります…!

また数日後に来る約束をしてお別れ。
楽しみだなぁ。

立花食堂に寄りましたが混んでいたのでパスして、そのまま本日の宿がある因島へ。

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すこしヒルクライムの練習をしておいた甲斐があってか、橋の登りもそんなに辛くない。この斜度ならいけます!

すこし走り、本日はここ。
「穂満旅館」です。

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結構な人気のお宿で本日しか予約がとれなかったのです。まぁそのお陰で明日また向島に戻ることになったのですが。どうでもいいことです。

入った瞬間にこれ。

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うわー。室内で鯉泳いでるよ、鯉。

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階段をあがると

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うわ…すご…。
1階に池があり、そこから竹が。吹き抜けの心地の良い中庭です。

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横のスペースは喫煙所。

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こんなに雰囲気のいい喫煙所ある?

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初代プレステ…。

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そしてこちらが本日のお部屋。

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40畳の大広間…っ!圧倒的…っ!圧倒的広さ…っ!

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なんか召されそう。

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まぁわし、実は姫なので。
6500円2食付きの城の。

姫なので一番風呂をいただいてしまいますの。

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なんと岩風呂ですのよ。

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姫なのでマッサージチェアも独占ですの。大広間の姫のみの特権ですのよ。

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…はい。姫ごっこおわり。
洗濯機も使えます。まわせまわせ。

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ごろんごろん過ごしていたら夕食。

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ひょー。なかなかに豪華です。美味しい美味しい。食べきれる量でなお嬉しい。

疲れがとれるよと甘酒も。サイクリストに色々声かけしてくださり、本当にやさしいご主人なんです。
ありがてぇありがてぇ。そんなに走ってないけど!(本日走行距離32km

あー。本当にありがたいなぁ…。美しい宿だなぁ…。旅人にはお高いが泊まってよかった。またこの雰囲気を味わいに来たいです。

この旅館は昭和元年製。なので95歳くらいの建物。こんなに美しく残っていて感動します。

夜の中庭、本当に素敵。満室の筈ですが何故か誰もいなかったので中庭でのんびり過ごしました。

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レトロな洗面台もいいです。おちつく。

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ではおやすみなさい。また明日。

旅の費用にさせていただきます!