瀬戸内自転車旅-見近島~今治,鵜島-
2020/10/30
おはようございます。
出発から20日目です。いよいよ今治まで抜けます。
5時に起きて珈琲とレモンケーキの朝御飯。
6時の日の出とともに出発。
昨日は気がつかなかったけど、キャンプ場までの道中にのろし台とかもあった。
入り口の見近の見取り図。
大島側まである。本当に結構広い。
かつては村上水軍の出城もあったのか。
それが今は休憩所やキャンプ場となっているのかと思うと、感慨深いです。
キャンプ場としての認識しかありませんでしたが、結構趣のある島なのかもしれません。
伯方・大島大橋の続きから走ります。
この橋、好きかも。
近くで見ると如何にも工業製品という無骨さがいいですねー。
夜明けの大橋。良い景色だ。
大島に入ると、御来光が。
逆光ですが、手前にある島は能島と鯛崎島です。
能島には、村上海賊の根拠地だった能島城があり、かつては能島と鯛崎島を結ぶ橋もあったそうです。
建物がかすかに見えます。上陸してみてぇ~~。
あとこの辺りで既にやはり海流がすごく複雑なのが素人目にもわかりました。
ぐーるぐーるしておる。。。
宮窪港につきました。
うわー、人いねぇ。良い感じ。
ここに先ほどの能島と鯛崎島の解説看板がありました。
船来たー。
乗ります。
能島と鯛崎島が見えます。
離島にかつての城跡、そして春には桜。ロマンがある風景ではないですか。
そんなわけで鵜島に来ました。ギリギリまで島を攻めるスタイル。海と島大好き。
降りたところすぐの待合室が食事どころらしいのですが、土日しかやってないらしい。
港の待合室でもうやってないよーとの声も聞いたので、行く前には電話で確認した方がよさそう。
中の写真取り忘れた。普通の待合所って感じでした。
気合い入った鵜島同人誌が無配だったので貰った。なかなかの厚みです。
とりあえず島一周を開始。
ツリーハウスのある小屋があった。ここの管理人さんとか会えたら面白そうだが、周囲人の気配ないなー。
警固鼻見晴台。
めっちゃ気持ちがいい。
能島と鯛崎島が良く見えます。
潮の流れがすごい。
とてもいいところだ…。
最高。
もうひとつのへらごら見晴台へもいく。
こちらは道中かなり荒れていました。
やはり猪が多いみたい。
荒れた道を歩く。少し怖い。
何故かいきなりブランコ
更にその先は
すごい!ここの方が良く見える!
なかなかの迫力です。
かつてはこの潮流が能島と鯛崎島の自然の要塞だったそうです。
で、この鵜島はというと
このように井戸があり、水分の補給等をしていたバックアップの島らしいのです。
水の有無は島の大小にあまり関係ないのが不思議です。水がない島もあれば、全く困らない島もある。
散策を続けます。
猪の罠。
絶対猪入らせないマンな畑。
笠岡の島はそんなことなかったのですが、百島あたりから猪被害が深刻な島が殆どになってきました。
大陸から渡ってきやすいからなのかな。
また他の島も見てみます。
一周してみましたがあんまりなんにもなかったです。
神社あった。
本当はもうひと便後の12:50頃のフェリーで帰ろうと思っていたのですが、ギリギリで一周できたので予定を早めて9:30の便で帰ることに。
時間に余裕ができたので「村上海賊ミュージアム」へ。
最近このあたりの島々をまわってきたいたので、解説がわかりやすかったです。
見近島からも結構な数の品々が出土しているらしい。
やっぱりなかなかロマンのある場所やったんやな。
村上海賊の娘、名前しか知らなかったのですが、背景がわかりました。
読んでみます。読んだ後に来たらまた発見がありそう。
平沢下戸さんのサイン色紙あった。(ファンです。)
ミュージアムから出たところで丁度高校生の大団体がバス3台で到着。なんか毎日小学生~高校生までが社会見学で入れ替わり立ち替わり来ているみたいです。
すごい人や…。
ミュージアムの横の施設で、船でこのあたりの海をまわる潮流体験をやっています。
出来るかなと思って一応行ってみたが、おひとりさまなのでお断りされてしまった。
まぁ鵜島で潮流見てきたし、フェリーも乗ったからええか。
お詫びに博多とおりもんもらった。
わーい。
昼ごはんは「魚蔵」へ。
瀬戸貝ご飯。
ロケーションが良い。
夏は賑わいそう。
まだ少し余裕があるので、デザートに「友浦サイト」に来ました。
移住という言葉すらない26年前にカナダ人の旦那様と一緒に移住してきた奥様がやっているカフェです。
普段はお二人で切り盛りしているらしいのですが、本日はお一人でした。
庭も内装も洋風というか海外の香りを感じるテイスト。
自家焙煎の珈琲は注文を受けてから手で挽く拘りです。
デザートプレート。
ケーキもヨーグルトもおいしい。
このあとは頑張って走ります。
大島の海沿いを走ったら結構なアップダウンで吐きそう。
後半押して歩いた。
空身ならいける、空身なら…。荷物の重さがここに来て響く…。
そして!やっと!尾道入ってから16日目にしてやっと!
来島海峡大橋!!
長かった…たどり着かないかと思った…。
橋へのスロープは斜度が優しい。大丈夫大丈夫。
走ります。馬島もいつか降りてみたいなぁ。
そしてついに愛媛本土へ。
今治側からの人のためのスロープがある。
やはり愛媛側のがサイクリストに優しい。
ブルーラインに沿ってならば、向島から因島大橋のところが一番坂道だったかな。
ブルーラインはそこそこ走りやすい道だったようです。わしは結構外れてたけど。
今治駅。
直ぐに自転車とキャンプ用品を送ってしまう。
総走行距離は320km。しまなみ入ってからは260km程でした。
すっくな…。
乗る人ならば1日で走破する距離を20日かけて走ったことに。まぁ半分以上自転車放置でしたが。
それにしてものんびり旅でした。
でも自分はそれでいいや。楽しかったし。
宿は「喜助の宿」です。
風呂とサウナで一息ついたら、少し今治の町へ。
「鳥林」
前に来たとき閉まってたから来たかったのだ。
豪遊。
無事に自転車旅を終わらせたと言うことで…。ぬる旅でしたが…。
横に座っていたおじさまと楽しく話して、奢ってもらっちゃいました。
いやー、よい〆だった!最高でした!
自転車旅は終わりましたが、旅はもう少し続きす。
しかし明日からどうやら世間は隠れ4連休らしいです。早くも明日の宿が決まらない。
サラリーマンの頃は休日が楽しみでしたが、旅人していると休日が怖い。
どこも混むし宿はとれないし…。
明日の人出を見て行動決めたいと思います。
あと少しお付き合いいただけると嬉しいです。ではおやすみなさい~。
旅の費用にさせていただきます!