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建築業界を変えるCLT建築とは

こんにちは。りょーまです。

今回は
人にも、環境にもやさしいCLT建築。について書いていきます。
仕事で調べることになり、みんなに知ってほしいく、自分なりにまとめたいため、気軽に読んでいただけると幸いです!(^^)!
将来的に家やお店を造りたいと考えている方にはいいきっかけになると思います。

いきなりCLT建築と話しても、「初めて聞いた」「聞いたことあるかなー」の人が多いいと思いますので、今回は簡単に説明していきます!

CLT建築とは?

CLT(Cross-Laminated-Timber)
【ひき板(ラミナ)を並べた層を板の方向が、
直交するように重ねて接着した大判パネル】

CLTは、世界で急速な広がりを見せる、まったく新しい木質構造です。
1990年代中頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい木質構造用の材料です。
現在では、オーストリアだけでなくヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されており、また北米地方やオセアニア地方でも規格作りや工場生産がスタートするなど、CLTの利用が世界各国で急速な広がりを見せています。

日本でも木造在来工法、鉄骨造、RC造に替わる新しい構造体として注目を浴びており、国産材の有効活用の切り札として、官民一体となって急速な発展を遂げている、新しい建築材料です。

CLT建築のピックアップした3つのメリット

CLT建築には様々なメリットがありますが、その中でも私がいいなと思う3つのメリットをピックアップしましたのでご紹介します!!

持続可能な社会へ大きく貢献

日本は国土の67%、2/3以上を森林が占めています。成長しきった木はCO2の吸収量が減るため、再生可能な範囲で森林資源を使用することは、国土を保全し水を育み、地球温暖化を抑止するなど、現代社会を取り巻く様々な環境問題の解決を後押しします。

優れた断熱性能

夏の暑さと冬の寒さ、両方と向き合わなければいけない日本で住まいの快適さを保つためには断熱性が大きな鍵となってきます。
木の熱伝導率はコンクリートの1/10、鉄の1/350ほどとされていて、木材を使ったCLT建築も当然高い断熱性能を秘めています。
例えば12cmのCLT壁の片側が燃えているときでもその反対側は素手で触れられるくらいと聞けばイメージしやすいでしょう。
建物の構造体部分から熱を逃さず、室内を冬は暖かく、夏は涼しくしてくれます。

建築工期が短縮可能

建築に使われるCLTはすべて工場で加工されてから現場へと搬入されます。
寸法精度が高いため建て方での歪みの調整などの手間がかからず、現場での作業が大変スムーズです。
その工程の円滑化は規模が大きく複雑になるほど顕著になり、特に大規模建築では他の工法に比べて、大きな建築工期の差が生まれます。
仕上げの不要な天然木というのも、工期短縮の上では大きなポイントです。

他にもメリットはたくさんあります!
災害が多いい日本でも高い耐震性能や耐火性能があります!
詳しくは下記URLを参考にしてみてください。
https://clta.jp/clt/

まとめ

CLT建築は建築業界へ大きな変化をもたらすと思います。
性能・コストと様々なメリットがある中、未だ施工事例が少ない状態が、今後増えていくCLT建築へいち早く取り組んでいる業者はたくさんいます。

その他にも、建築業界にも近年DX化していき大きな変化が起きています。
すべて紙でやっていた時代から、現在は3D図面も導入しており、紙が必要のない時代と変化しています。

DX化だけではなく100年住める家と性能もよくなっているため、さまざまな情報を取り入れる必要があります。

みなさまも今後造る予定があればぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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