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「苦しさと楽しさのせめぎ合い」

わたしには、大好きなアーティストの画家さんが何人かいらして、ねこ画家のおかべてつろうさんは、そのお一人。

毎晩、Twitterにあげられるねこの絵とメッセージに、毎夜、眠る前のわたしは、撫でてもらったような優しさをいただいています。

そんなおかべさんの年始の投稿は
「苦しさと楽しさのせめぎ合い」という創作のようす

あの、心をほわりと包みこんで、奥底からもじんわりと落ちつけてくれるねこや花や夜空の絵の向こうには、こんな姿があったのねと、ものすごく納得したのです。

おかべさんになぞらえるのは恐れ多いけれど、わたしも年始は書くことからスタートしました。一年以上、ずっとどうしたら書けるのか、「HOW」に悩みつづけて、去年の12月にやっと形にできた、使命(ライフワーク)の物語です。

大切な人の人生を一緒に辿る時間の準備は、いつも泣きたくなるくらい(時に吐きたくなるくらい)緊張して、書けない時は机に突っ伏してました。

「最後は委ねれば大丈夫」「かならず物語が生まれてくる」と信じられるようになってきたのは、本当にごく最近。
それでも、やっぱりせめぎ合いますが・・・

わたしがおかべさんのファンと知らない友人がクリスマスに送ってくれたカード。
びっくりしてすぐにLINEすると、東京駅の近くで見つけたとのこと。
選んでくれた彼の直感に感動!

何かをつくっていく時は、苦しさも楽しさも、人にはみせたくない失望も喜びもある。
でも、その「せめぎ合い」があって、その何かが生まれた向こうに、大切な誰かの安らぎや笑顔がみえるからこそ、そこに命を吹き込むことができるのだと、いま、満月の下で感じています。



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