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「真心でつながる世界」に生きると決めた等身大のヒーラー:福嶋 仁さん(3) 

母親が身体でヒーリングの効果を示してくれたおかげで「ヒーラー」と名乗れるようになったという福嶋仁(ふくしま・ひとし)さん。
ずっと大切にしているのは、100%の誠実さで相手に向き合うということ(全ての基本は100%の誠実さ)。誰に対しても何に対しても、100%の愛情と寄り添いが基本なのだという確信のもと、魂や土地のヒーリング「浄霊」にも、新たに学びと活動を広げてゆきます。

でも一方で、将来的にはヒーラーという職業は無くなるのだとも……それはどうして?仁さんの見ている未来の世界とは?
最終回「ヒーラーとしての旅の向こうにある世界」です!

※こちらの記事は2021年7月21日に公開したインタビュー記事を転載したものです。
(記載の内容はインタビューを行った2021年5月時点の情報です)

ヒーラーとしての旅の向こうにある世界 


新たな挑戦 カミゴトの領域へ 

—— 仁さんは、氣アライメントとは別に、土地浄化や魂のヒーリングもされていますね。

:わたしのベースにあるのは氣アラインメントなんですけれど、ちょうど1年前にそれとは全然違う、一生に一度だけ受けられる、浄霊の儀式に出会ったんです。これはヒーリングではなく、カミゴト(御神事)の領域になります。

氣アラインメントの上級コースでも、呪いや悪霊、他者からの悪意などの扱いを学びましたが、どちらかというと呪いを払ったり悪霊を強制的に立ち去らせる「除霊(じょれい)」 がメインでした。カミゴトでの「浄霊(じょうれい)」の方は、仏教でいうところの「成仏」をしていただくのに近いものです。

人間の魂は、肉体を失うと1度魂の世界に戻り、また新しい肉体を得て、新たな生でするべきことの設計図を持って地上に降りてきます。地上では、誰かが誰かに好意を持ったり、恨んだり、誤解したままになったり、色々な人間関係があっります。ときにそういった感情や土地に対する執着が強すぎて、魂の世界に戻れずにずっと地上にいる霊がいらっしゃいます。自分が死んだことすら理解されていない場合もあります。そういった霊は、執着していた相手が生まれ変わっても、ずっと追いかけてきて、その人の身体や行動、思考、環境などに影響を与えているんです。

カミゴトの実地研修のようす(長崎にて)。スタッフとしての活動も全て手弁当

この状態のままだと、何度生まれ変わっても付いてくるし、その霊たちも魂の進化向上ができないまま、同じことを繰り返します。これを解決するのが「デュエリン・セラピー」という一生に一度の儀式です。過去世からずっと付いてきている霊たちの声を聞いて、対話して納得していただいて、正式にその方を守護するお役目の霊以外、一人残らず魂の世界に戻っていただきます。

—— 仁さんもその儀式を受けられたのですか?

:去年の4月に受けました。はじめ聞いた時は「何それ、怪しすぎる。俺、ヒーラーやってるけど、霊とかジャンル違うから」って言って断ってたんです。でも「あれ?俺、氣アラインメントの体験した時も同じこと言ってたな」と思い直して、食わず嫌いはいかんいかんと受けてみました。

そしたらすごく良かったんです。軽くなるんですね。このセラピーを受けた方たちが、身体の痛みが取れたとか、家族との関係が変わってきたとか、婚活が全然うまく行かなかったのに急にモテるようになって結婚が決まったとか、顔つきもどんどん明るくなられていくのを見てきました。「氣アラインメントでは扱わない魂の部分をがっつりケアできるし、これをして、その後を氣アラインメントでメンテナンスしていけばばっちりやん」って思ったんです。面接を受けて、なんとかカミゴトの世界に入らせていただいて、今はこの道に全力投球しています。

農作業で身体を動かし、自然に触れて心を整えるのもカミゴトの一環。自然農法を通して、人間本来のあり方に思いを馳せる

みんなが「誰かのために何かしたい」と思う時代が来ている 

実は今、地球がアセンション(次元上昇)する最後のチャンスが近づいていると言われています。遥かな宇宙からそのための役割を担ってやってきて、地球人の魂と一緒に肉体に宿って地上に降りた御存在たちも、目覚めの時を感じていらっしゃるようです。「何のこっちゃ」って思いますよね(笑)。

でも、この1年で急にスピリチュアル性に目覚めた方が多いのも、そういうことなんでしょう。これからは、自分一人のために生きられなくなっちゃう。わたし自身もまだ検証中なのですが、その人が望むと望むまいと、みんな誰かのために何かしたいと思い、そのための行動に出る時代が来ているんです。

—— これからヒーリングのお仕事を展開していく方向に、展望があれば教えてください。

:人にお伝えする活動を続けたいと思っています。将来的にヒーラーという仕事は無くなります。みんなが真心でつながる世界になった時には、そもそもヒーラーという職業はいらなくなるんです。誰もがヒーラーだから。

でも今はまだその過程にあるので、真心でつながる世界に生きると決めたわたしが、自分のあり方を見せる必要があると考えています。引きこもっていたら、誰も見てくれないから、いろんな場所にいくことが大切なのかな。今はコロナだから、オンラインコミュニティでつながったり、Zoomでお話したり、文章を書いて伝えたり、何か自分の発信方法を見つけないといけない。自分が得意でなければ、必ず賛同して一緒にやってくれる人が出てくるので、そういう人を見つけてね。

今、わたしの周りには、そういう世界をみんなで作ろうよって人たちが集まってきています。こうやってインタビュー記事を書いてくれてるハナちゃんだって、そのひとり。わたしのだけでなく、これから先、ハナちゃんが世に出していく真心のこもった記事が、きっと愛情あふれる豊かな世界を作るための、大切なピースのひとつになるのだと思います。

オンラインでの質問に一つひとつ丁寧に答える仁さん「今日はこのインタビューのために、スーツで来ましたよ」

一緒に、明るい世界をつくりたい

—— ヒーラーがいらない世界になったら、どんなことがしたいですか?

:変わらないかなあ。こんな風にお話しているのが好きだから、気の合う人たちとお話して、日々を過ごすというのをしたいな。

—— これから仁さんがヒーリングや他の活動で関わっていかれる方へのメッセージがありましたら、お願いします。

:氣アラインメントのマスタープラクティショナーとしてわたしがお手伝いできるのは、慢性的な身体の痛みや不具合の軽減、心の面では不安や憂鬱、恐怖症、目標を立てても継続できないといったブロックの解消です。自分の天才性を100%発揮していきたいというような成長もサポートさせていただきますし、氣アラインメントに興味があるのでもっと話を聞きたいという方も歓迎です。

そして、一生に一度の浄霊の儀式に関しては、1年前にその儀式を受けた体験者として、わたしがその扉を開くお手伝いをします。アセンションに興味があるとか、浄霊や土地浄化を自分でできるようになりたい方、あるいは、自分に執着している全ての因縁霊に離れてもらいたい、自分の魂にある傷の状態とその原因となった出来事を知り、修復までしてもらいたいという方は、お声をかけていただければと思います。

それでね、身体、精神、そして魂と霊的にも楽になったら、めっちゃ気持ち良い日々に変わると思います。自分が苦しい時って、他人のことまで気遣う余裕ってなかなかないですよね。わたしは、お互いを気遣うのがごく普通で当たり前の明るい世界にみんなで生きたいと思っています。そのためにどうしたらいいのか、もしよかったら一緒に考えてもらえませんか?

これ、お客さんに言うことじゃないね。でも、わたしは「お客さん」という目線ではないんですよ。同じ仲間として、困っていることがあったら共有してそれを解決して一緒に乗り越えて行きたいと思っていて、そのためにわたしができることをしたいです。それで、人と人とが真心でつながる世界を一緒につくっていきましょうよって伝えたいです。

—— 真心のメッセージですね。今日は本当にありがとうございました!

福嶋 仁さんへのインタビュー「真心でつながる世界」に生きると決めた等身大のヒーラーを読んでくださり、ありがとうございました。

わたしは、インタビュー記事を書くときは、透明なインタビュアーでありたいと思っています。この最終回も、初稿ではインタビュー中に、わたしに対していただいた応援のメッセージは入れていませんでした。でも仁さんは、校正の時にそれをしっかり追加して、原稿を返してくれたのです。仁さんはそんな方です。

(インタビューはオンラインにて2021年5月15日に行いました)
*写真はすべて仁さん提供

福嶋 仁(ふくしま ひとし)
日本ではちょっと珍しいタイプのヒーラー。マレーシアから伝わった「氣アラインメント」の認定マスタープラクティショナーとして、その人の感情や身体、環境のアンバランスなところを特定してそれを解消。健康で豊かで幸せな人生を過ごせるように、心身のバランスを整えるのがお仕事。面白く温かい人柄と真心が伝わるヒーリングに信望が厚い。2020年からは、過去世の因縁や魂の傷の状態を読み、その傷を癒やす浄霊の儀式の習得にも注力。2022年からは、運命の扉を開く 案内人地球アセンションヒーラーとして活動。魂が過去世で受けた傷を修復し、本来のピカピカの状態に還すことで、周りの人を照らす光と愛の力を高める、たまぴかセラピー(アリュールセラピー)を提供している。
たまぴかセラピー:https://onl.sc/43bu3UC

たまぴかセラピー(アリュールセラピー)についてはこちら▼

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