手放す

執着を手放すと願いが叶うなんてことをよく聞く。

演技において相手のセリフをよく聞いて、
というチェックがあった時、
相手のセリフをよく聞こうと意識している時点で全然聞けてなかったりする。

それと一緒で、
手放すと願いが叶うと聞いて、
よーし手放すぞー!
手放す!手放せた!手放したのになんで願いが叶わないの??
なんていうのは手放せたとは言わない。

物だったら分かりやすいのかもしれないけれど、想いを手放すのはなかなか難しい。

執着を手放すということは、
つまり「あなたはあなたのままで価値がありますよ」という真実を受け入れることなのだと思う。

結婚することに執着している人は、
結婚しないとわたしは価値がないと信じている人。

仕事で成功することに執着している人は、
仕事で成功しないとわたしは価値がないと信じている人。

お金に執着している人は、
お金がそのまま自分の価値になっている人。

自分自身そのものに価値があるのだ、
と思えない限り、
わたしたちはたちまち奴隷になる。

あなたはあなたのままで素晴らしい存在なんだよってことを世界中の人たちが本当の意味で理解できたなら、この世界は必ずや平和になるとは思いませんか?

わたしは思う。
何にも囚われず、自由に、
人生の主導権を自分でしっかり握って歩んでいける人にわたしはなりたい。

ぜーーんぶ手放せて生きていくことが出来たら、本当に必要なことだけが自分に残って、
それが自分が本当に望んでいたことなんだろう。

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