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三蔵法師さん。

三蔵法師さん。
玄奘という方ですね。

三蔵法師と言えば『西遊記』。
三蔵法師が猿と河童と豚をお供にして、数々の苦難に遭いながら、ありがたい経典を求めて旅をする話。

玄奘がインド行きを決意したのが627年。長安に戻ってきたのが645年。

『西遊記』って、誰が作ったのかも分からないそう。作られたのは明の時代であるようです。

日本にはいつ頃入ってきたのかなあ。
見たことのないインド、そこへ苦難を乗り越えて旅する中国のヒーロー。
日本の人々はさぞかし心を躍らせて読んだのでしょうね。

まあ、日本の人々も玄奘の存在は物語を読むまでにも知っていたのでしょうが、物語の力は大きいでしょうね。

私はいつ読んだのかなあ。
子ども向けの本で読んだのでしょうが、金角・銀角が悟空の持っていた壺に吸い込まれるシーンなど、
強烈に心に焼き付いています。

苦労して、命がけでお経を求めに行く気持ちってどんなものでしょう。
玄奘が生涯に旅した距離は3万5千キロ以上もあるそうです。地球1周は約4万キロだそうですが、ちょっともう現実に生きた人間だとは思えないことをやっていらっしゃるように思います。

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