酩酊 1 夏野 2018年8月2日 00:03 踊る様に過ぎていった遊泳時間は、いい加減放っておきたい悲しみを連れてくる。街中で騒ぐ学生達の余情を啜って夕食を終え、帰路につく。あの焦燥を真似したいが、どうにも窮屈で退屈だ。俺にも劣等感を買う程の金と余裕があったらいい。ひっきりなしに来るメールが生活を圧迫し、終いにゃ嘔吐を繰り返してしまっている。夜、そう、今夜。あ、はっきりと見えた。呆けた馬鹿笑いの彼奴らが憎らしくて、俺はまた愛を想う。俺は俺の健康を願う。 #詩 ダウンロード copy #詩 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート