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循環器系について 血管系と仕組み

今回は、循環器について少し触れますね😊

《循環器系》
◕心臓の構造と働き

心臓は、心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器で、胸骨の後方に位置し血液を循環させるポンプの役割をしています。
また、心房で血液を集めて心室に送り、心室から血液を拍出しており、このような心臓の働きを拍動といいます。

◕血液の流れとガス交換
心臓の右側部分(右心房・右心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出します。
肺でのガス交換が行われた血液は、心臓の左側部分(左心房・左心室)に入り、そこから全身に送り出されます。

〖血管系〗
動脈と静脈について
動脈→血液が血管中を流れる方向は、一定しており、心臓から拍出された血液を送る血管

静脈→心臓へ戻る血液を送る血管

血漿中の過剰なコレステロールが血管の内壁に蓄積すると、血液が流れにくくなるとともに動脈でその弾力性が損なわれてもろくなります。
血管壁にかかる圧力(血圧)は、通常上腕部の動脈で測定されます。

最大血圧→心臓が収縮したときの血圧
最小血圧→心臓が弛緩したときの血圧(心臓には圧がかからなくても血管には血管壁の持つ弾力のためある程度の圧がかかる)

四肢を通る静脈では、血流が重力の影響を受けやすいため、一定の間隔をおいて内壁に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達して血液の逆流を防いでいます。

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