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薬の剤形ごとの適切な使用方法とは

《剤形ごとの違い・適切な使用方法》

今回の内容は・剤形ごとの違いと適切な使用方法についてお伝えします。

☆剤形☆
医薬品の作用には、全身作用と局所作用がありますが、有効成分の性状は様々であり、それぞれに特徴があります。医薬品がどのような形状で使用されるかは、その医薬品の使用目的と有効成分の性状とに合わせて決められます。そうした医薬品の形状のことをいいます。

有効成分を消化管から吸収させ、全身に分布させることにより薬効をもたらすための剤形としては、錠剤(内服)、口腔用錠剤、カプセル剤、散剤・顆粒剤、経口液剤・シロップ剤等があります。

有効成分を患部局所に直接適用する剤形としては、軟膏剤、クリーム剤、外用液剤、貼付剤、スプレー剤等があります。
有効成分が同じであっても、配合されている添加剤等に違いがあり、剤形によっては症状を悪化させてしまう場合もあるため、患部の状態に応じて適切な剤形が選択されなければなりません。

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