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運動器官〖脳と神経系〗

《運動器官》脳と神経系

☆中枢神経系☆
脳と脊髄は延髄で繋がっています。
延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等があり多くの生体の機能を制御しています。

《脳の働き》
脳は、記憶・情動・意思決定等の働きを行っています。また脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)があります。
脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において血液の循環量は心拍数の約15%、酸素の消費量は全身の約20%ブドウ糖の消費量は全身の約25%です。

☆血液脳関門☆
脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組織変動から保護するように働く機能

脳と脊髄は、延髄(後頭部と頚部の境目あたりに位置する)で繋がっており、延髄には心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等があります。
延髄は、多くの生体の機能を制御する部位ですが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されます。

*脊髄*
脊髄は、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼びます。

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