見出し画像

感覚器官「目」 目の仕組みは?

今回から数回に渡り、感覚器官についてお話したいと思います。

今回は・・・目について

目は、顔面の左右に一対ある視覚情報の受容器官で、物体の遠近感を認識することができます。
①明暗、②色およびそれらの位置③時間的な変化(動き)を感じとる眼球、眼瞼、結膜、涙器、眼筋等からなります。

〖眼球〗

眼球は、頭蓋骨のくぼみ(眼窩)に収まっている球形の器官で外側は、正面前方付近(黒目の部分)のみ透明な角膜が覆い、その他の部分は強膜という乳白色の比較的丈夫な結合組織が覆っています。

紫外線を含む光に長時間曝されると、角膜の上皮に損傷を生じることがあります。(雪眼炎、雪目ともいう)

角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせています。

水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩により、近くの物を見る時には丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になります。

ここから先は

579字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?