子宮筋腫に伴う子宮全摘出⑭~術後1日目~

2016年か17年ごろに定期検診で子宮に筋腫があると言われ、2023年4月にオペを受けましたのでその記録です。

16年か17年に健康診断で2~3センチ
20年11月? 4センチ
22年秋? 7センチになっているので大きな病院へ
23年1月?15センチに
23年4月オペ(今ここ)


朝、何時か全くわかりませんが目が覚めました。腹痛はソコソコに収まっていて、熱も多少は下がっているようです。

人によるでしょうけども、腹痛の程度は、生理痛とかで「薬のむ、もう我慢できん」と思うタイミングと同じくらいまでよくなっていて、
微熱は、コロナの予防接種で、「ハイハイ熱出てきましたね」という感じに近いです。
え、どういう感じですかね。。。?

何とか寝返りできないものかと管を引っ張ってみたりしていると、看護師さんが来ていろいろ処置してくれます。センサーでわかるのでしょうか?この時点ではとても自分で寝返りはできませんでしたので助かりました。

すでに薄い肌掛けになっていたが熱があるせいか汗をかいており「布団、とろうか?」と提案してくれる。いやちょっと待って、私、手術着(横や後ろがマジックテープのぶかぶかワンピース)だし、下、おむつ的なものじゃない?肌掛けは最後の砦です。。。やめて。。。



今日は調子がよければ起き上がってトイレに行くそうです。

え、調子結構マックス悪いけど?と思う反面、一刻も早くこの状況を脱したいので従います。

9時ごろ、点滴を抜き、背中の麻酔の機材を首からぶら下げて、起き上がります。ベッドの背もたれをMAXまで上げて体の向きを変え、足を外に出して腰掛けるような姿勢になり、ベッドの高さをMAX下げて両足を地面につき、手すりで体をささえて、、、うぎゃー!!!と叫びながら立ち上がります。

いえ、別に叫ばなくてもいいのですけど、皆さん叫ぶと思いますよ。

肉離れした時に筋肉と筋肉がグッバイした感触と近い引き裂かれ感と、ピアスの穴を一方の耳に3つまとめて開けたような激痛です。やってみたことないけど。

壁に手をついてハァハァ言っていると点滴の棒?に尿をためる袋をぶら下げてくれて、「はい、ゆっくりでいいですよ」と声をかけられました。
尿のための管が入っていることは知っていましたが、改めて目にすると恐ろしい、、、おむつの中が一体どうなっているのか不安で不安で仕方ないのですが、腹が痛いので気にしないことにします。

相当前かがみになって、あうぅぅぅ、と思いながら(時には口にしながら)一歩は約15センチ、そろそろと振動を与えないようにしながら廊下の端まで行って帰ってきます。ベッドに戻るときには四つん這い体制で進入です。

看護師さんは慣れた手つきで「よくがんばりましたー」などと言いながら尿の管を抜いていきます。抜くときは痛くはありません。待望の飲水解禁ですが、トイレに行く恐ろしさを考えて控えめにしておきました。

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