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遅咲きの詩人のひらへ緑雨かな

井戸川射子さんが、高校教師から詩人となり、芥川賞を受賞したときは、わたしにはかなりの振動があった。

おかげさまで、俳句と短歌と川柳は関わる場があるので、こどもに関わるときに指導書にべったりということはほとんどない。

ただ、詩だけはどうしていいかわからない。だから、今年のひとつの目標に詩を始めると書いた。そして、モデルというか師匠というかをずっと探してきて、この岡本啓にたどりつく。

これからの野望を語るには、少し時間がたりないが、ていねいな野望はふつふつとある。

とにもかくにも岡本啓は注目である。