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【ぼちぼち往復書簡】わたしの中のブエノス・ニッポン天秤 From すみこ

ようこちゃん。北海道はすっかり秋モードです。ようこちゃんの言う通り味覚の秋の到来、嬉しいわー。

最近ね、わたしの中にブエノス生活とニッポン生活を秤にかける天秤が出現してね、何かあるごとに、ブエノスに1ポイント、日本に1ポイントみたいな感じで比べてしまう自分がいるの。
でね、その天秤に乗っかっているのが、食べ物ばかりで自分でもおかしい。

肉の美味しさと安さはブエノスが勝利
魚はニッポン
おやつの豊富さはニッポン
アイスクリームはブエノス
パンはニッポン。。。みたいな。

あとは、料理するときに鍋に日本酒ドボドボ、醤油ドボドボ、お出汁たっぷりと投入しながら、ブエノスじゃありえないなーと思ったりする。あっちにいる時は日本の調味料は貴重でちびちび使っていたのでね。

秋の味覚といえばね、サツマイモはどちらも変わらない美味しさですが、かぼちゃは断然日本のほっくり感が美味しい。向こうのかぼちゃは繊維っぽいの。ジャガイモだと南米が勝ちます。日本ではほとんど食べないポテトフライやポテトチップスもあっちにいるとついつい食べちゃうのよねー。

秋のフルーツ、柿はブエノスでもKAKIの名前で売っているんだよ。昔の日系移民が持ち込んだのだろうね。梨も葡萄もイチジクもブエノスでは秋の果実には事欠きません。

あちらのフルーツはとっても安くて、豊富に食べられたのがとても懐かしい。ついこの間、ブエノスの友達と話したら「メロンの1個食いが懐かしい。」と言っていて、そうだそうだと激しく共感したわ。
こっちのスーパーで、桃一個350円とか、ぶどう一房780円とかというのを見て、買うかどうか二の足を踏んでしまうのは、フルーツ山盛りとチーズを食事がわりにするような生活を体験してしまったせいなのよね。フルーツに関しては断然ブエノスが値ごろ感も種類の豊富さも勝利です。

ただ、あちらで巨峰は食べられなかったので、今年の秋は、日本の巨峰を楽しみたいなーと思っています。

すみこ

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