綺麗な遺体が羨ましい。

仕事を前倒しのスケジュールで進めていて疲れていたせいか、前後の事情は忘れたけれど、娘がさらに酷く腐った遺体で見つかった夢を見てしまった。ここのところの暑さのせいかもしれない。
夢の中の夫は確認しに行っていたけれども、私は視界の隅にちらっと映った真っ黒になった姿に怯えて彼女の顔を見ることができなかった。

あれ以来、熟したアボカドを見ると娘の遺体を思い出す。(だからといって食べないわけではないけれど・苦笑)

最期の姿が酷かったので、折々にドラマなどで出てくる遺体が奇麗なのが羨ましくて仕方ない。
まあ、ドラマの場合は生きている俳優がやっているから厳密には遺体ではないけれど。

自分を慰めるためにさらに酷いご遺体のあることを思うのも不謹慎ではある。

あれよりはマシ、これよりはよかった、はない。
死はどんな状態でも平等だ。

……なに言ってんだろ 私

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