マレーシアのインターナショナルスクールで驚いたことまとめ
最近真面目な記事が多かったので、今日は明るめの記事を書きたいなと思いました!
マレーシアのインターナショナルスクールに子供2人を通わせて3年。
何だかもう、色んなことに慣れてしまったけれど、入学時に感じた学校に関しての驚きをまとめとこうと思います。
これからマレーシアのインターナショナルスクールに入学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
学校もほどほどに適当!
相手に悪気はないようだけれど、全体的にほどほどに適当です。
こないだ別のことを言っていたけれど、今日は違ったり・・担当者によって対応が少し変わったり・・・
私はあんまり細かいことを気にしないので、そんなに困ることでもない部分ですが、提出期限が決まっている重要な書類を作る時とかは焦ります。
ただ、子供を海外の学校に入学させたのはマレーシアが初めてだけど、長期滞在経験があるフィリピンよりはしっかりしている感じです。
何がどうだから・・という具体的な事例が出せるわけではないのですけどね。
コロコロスケジュールが変わります
日本の学校は年間スケジュールが決まっていて、よっぽどのことがない限りスケジュール変更がありません。
しかし、マレーシアのインターナショナルスクールは、結構学校都合でコロコロスケジュールを変えて来るし、スケジュール変更の連絡も早くて2週間前くらいです。(あ、これはうちの学校だけかも・・)
我が家は母子留学なんで良いんですが、日本人感覚ではパパも一緒に暮らしていて、パパが仕事をしているご家庭は学校行事のために仕事を休むのが大変そうだなと思います。
突然の衣装縛りイベント
これもまたイベント周知と同じようなものですが、「来週の金曜日は〇〇DAYなのでドレスアップして来てね!」みたいなことを突然言い出されます。
これまで経験がある衣装は次の通りです。
マレーシアの伝統的な服装
マレーシアの70年代頃の服装(未だに答えが分からない)
母国の伝統的な服装
旧正月のための赤い服
自分の好きな本のコスプレ
特に、母国の伝統的な衣装は日本から持ち込むか送ってもらうしかない!
一年も過ごせば何となく必要なものが見えてくるものの・・初年度は大変苦労しました。
いざという時の通販!も、そんなに頼りになりません。
マレーシアにも通販サイトは存在するものの、到着まで数週間かかることもあるんです。近所で見つからなければアウトですね・・。
ただし、このタイプのイベントは高学年になると回数が少なくなるようです。
家になさそうなものが急に必要になる
日本でも、「明日までにサランラップの芯!?」とか、「牛乳パック!?」というトラブルは多発しますよね。
マレーシアも同じです。しかも何だかレベルが高い。
我が家が毎回頭を抱えているのが、突然の新聞紙・ダンボール要請です。
たまたまかもしれないけれど、近所で新聞や段ボールを売っているお店を知りません。地元の人なら違うんだろうな・・。
今のところノルマを達成できずに子供が減点を食らっているので、新聞紙は日本から持ち込もうかと考え中です。
これまで突然必要だと言われて慌てた他のものたちはコチラ
プラスチックのスプーン
靴の箱
発泡スチロールの板
綿
こうやって書いてみると、日本だったら入手困難とは言えませんね・・。私がマレーシアの田舎住まいだからキツイと思うのかも。
もちろん、「来週までね」という連絡をくれる先生もいるけれど、子供が私への連絡を忘れてしまい、結局ギリギリになりがちです。
先生がキレやすい・大人気ない
うちの学校ではないと思うのですが、マレーシアのインターナショナルスクールの先生って女性比率が高いです。
悪い人はいないんですけどね・・ちょっとヒステリックだったり機嫌を損ねちゃって理不尽なことを言い放ったりする節があります。
1人とか2人ではなく、全体的に・・・
でも、ある意味人間味があるような気もします。
私が子供の頃・・昭和ですね、自分の学校の先生は気分屋さんな人が多かったです。
理不尽だなぁと思いながらも、それが世の中なんだろうなと学んだり・・処世術を身につけたりね・・悪いことだけじゃないと思うんですよ。
また、人間味たっぷりの先生にマイナスのイメージを強く持たない理由は、他にもあります。
息子が日本で通っていた小学校(1校目の公立校)は、ロボットのような先生ばかりでした。
授業参観の時も、「みなさん、分かりましたか?」という先生の問いかけに、子供が全員で声を揃えて合唱のような感じで、「はい、分かりました。」っていう掛け声みたいな流れでした。
これ、先生にこう聞かれたらみんなで声を揃えてこう返すの流れを事前に練習をしてるんだなと想像すると軍隊みたいで、教育って何だろうと思ったものです。
子供から先生に関するクレームを受けた時には、私がちゃんと話を聞くし、でも「先生も人間だからそんな時もあるかもね」と伝えています。
はじめは動揺していた子供たちも、「先生だって人間だもんね」という認識が定着したようです。
もちろん、怒ってばっかりの先生は困りますけどね。私は子供たちが通っていた日本の小学校のロボット先生よりは、ずっと良いかな・・。
モンスターペアレントのレベルが違う
日本にも存在するモンペですが、海外のモンペはレベルが桁違いです。そもそもモンペという言葉も存在しないしね。
学校も大変だろうなぁと思うけど、適度に耳を傾けたりあしらったり、慣れている印象です。
インターナショナルスクールの保護者は勉強熱心な方が多く、みんな自分の「子供のために」という気持ちで動いている(と願う)ので、それだけ熱くなってしまうんでしょう。
先生が手厚く見守ってくれるとは限らない
日本のように、先生が子供を手取り足取りサポートしてくれることはないです。例えば、お金を忘れたらランチが買えません。
自分から先生に事情を話せば、お金を借りられたり友達がお金を貸してくれたりなんて裏技もあるようです。
しかし、自分で動かない限り運が良くなければ先生か困り事に気づいてくれる機会は少ないと考えた方が良さそうです。
ランチは分かりやすい例の一つですが、何事に関しても基本的に初動から自分で考えて判断する必要があります。
おかげで子供達はずいぶん逞しくなりました。
ただし、Year1の先生は日本の幼稚園児のように子供を扱っていたので、低学年までは手厚いケアがあるかもしれません。
まとめ:そんなマレーシアらしさも楽しもう
初めは驚いたことも慣れてしまえば大した問題ではありません。異国の学校に通うのだから、驚きもまた楽しいものに変えたいですね。
日本で色々調べたり、たくさん準備をしても驚くことの方が多いんじゃないかなと思います。「なんとかなるさ〜」という気持ちでいきましょう。
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