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マレーシアの日本人ママコミュニティで自分らしく生きるために知っておくべきこと

これは自分が住んでいるエリア・子供が通っている学校により大きく異なる部分ですが、マレーシアへの教育移住が流行している今、マレーシアにはたくさんの日本人がいます。

また、韓国人・中国人も多い印象で、どの家庭もとても教育熱心です。
我が家の環境で言えば、日本人+韓国人は母子留学が多い・中国人は家族移住が多いなと感じています。

そうなんです。外国に来ても結構な割合で母国のコミュニティが出来上がっているんですよね。
自分も含め、マレーシアに来る方の一定数の方は「日本の〇〇が嫌でマレーシアに来たのに、何で日本人で集まらないといけないの」と思ってしまいますよね。

しかし、やはりここは外国。ベッタリするまででなくても、ある程度の助け合いは必要です。
日本で色々あってトゲトゲした気持ちでマレーシアに来た私ですが、日本人コミュニティのママたちに温かく迎えていただき、たくさん助けてもらって今があります。
やっぱりパパがいない生活に不安はあったため、本当に感謝しています。

ただし、狭いコミュニティで暮らしていると、トラブルが起きるのは大体同じ国のママ同士。やっぱり同じ価値観の中で生まれ育っているからこそ何かがあるんですよね・・。
自分も、ただただ平和に過ごしてきたわけではありません。

私は、日本でもママ友が少なく、これまでの勤め先もたまたま男社会でした。
そのため、ママ付き合い・女付き合いのスキルが低かったから苦労したのかなと思っていました。
でも、何だかマレーシア母子留学界隈で話を聞いていると珍しい話でもないんだなと分かったので、今回は自分が今心がけていることを記事にしようと思います。

せっかくの海外生活、自分らしさを忘れないように生きたいですよね。


海外の日本人ママコミュニティでの付き合いが楽ではない理由を考えてみた

何でこんなに荒れるんだろう(毎回当事者ってわけではないですよ)と考えた結果、こういうことなんじゃないかなと思った理由をまとめてみます。

海外で出会うんだからみんなツワモノ

まず、各ご家庭はみんな別の目的・目標を持ってマレーシアに来ています。でもね、そもそも安全・安心・清潔な日本から子連れで出てきて、ましてパパは日本にいるっていうんだから、キャラが濃い人ばっかりです。
キャラが薄そうに見えても実は濃いぃ。

あからさまに気が強いかどうかは人それぞれですが、一筋縄ではいきません。(自分自身も、多分そうなんだろうなと思いながら書いています。)
よく言えば、話をしていて興味を引かれる面白い人がとっても多いですね。

でもね、ツワモノが集まれば争いも起こるもの。うまくいかないことはごく自然な流れだと思いましょう。

パパがいない故に近付き過ぎる

パパがいる家庭とパパがいない家庭の大きな違いとして、パパがいない家庭の方が他の家庭と密になりやすいと感じます。
ママ同士の付き合いで、さらに外国という特殊な環境にいると、何だかお互いの家の境界線が曖昧になるというか・・

そのため日本にいたら、そんなに踏み込ませないし踏み込まないよねって部分まで共有してしまったりする傾向があります。

私はそんな状態も特定の相手となら心地良いと思うようになりましたが、近ければ近いほど問題が起こりやすくなるのも事実ですよね。
日本の距離感なら有り得なかったような問題の原因は、近づきすぎなんじゃないかなと思います。

日本人に無意識で同じ価値観を求めてしまう

これは自分自身が感じていることです。
他の国の人にされたら「文化の違いおもしろ〜い」って思えるのに、日本人にやられたら嫌な気分になることってありませんか?はい、私はあります。

それって、無意識に「日本人同士だから同じ価値観なはず」を押し付けているんだなと反省しました。
「何であんなことするんだろう」「信じられない・・」なんて考える必要ないんです。だって他人なんだもの。

今は考えを改めたけれど、私は日本人限定でその考えが適用しにくくなっていた時期がありました。

マウントを取られるまたは一人マウントをとってしまう

狭い世界で暮らしているとそうなってしまうのか?日本でもマウント大好きな人はいますが、外国でもマウントは健在します。
マレーシアのママ界隈だと、子供の成績・ママの英語力・家庭収入・ビザの種類・マレーシア歴・・その辺がマウントの取り所なのかな?と感じますね。

海外ママのマウントを聞いていると、日本人のマウントなんてまだまだ可愛いもんだなと思うくらいですが、マウント取りに子供を巻き込むのはどうかなと思います。

マウントについては私はあんまり苦しんでいません。たまたまかな・・?ただし、一人マウントをとってしまうことがあります。
「どこのお家のママも英語が話せるのに私は・・」とか「他のうちの子はしっかりしているのにうちは・・」とか、文字にすると恥ずかしい考えばかりですね。

次の章でも説明しますが、一人マウントほど意味のないことはないので、本当に時間を無駄にしないようにしましょう。

マレーシアの日本人ママコミュニティで気楽に生きていくためのコツ

ここからは、具体的に自分が気楽・心穏やかに暮らすために心掛けていることをまとめました。
先に言いたいポイントとして、マレーシアで出会う日本人ママは悪ではありませんよ!
私も、一緒にいて心から楽しい人・安心できる人・尊敬できる人たちと出会っています。
素敵なママがたくさんいるよってことは知っておいてください。

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