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MTFレズビアンはただの変態?
心と身体の違和感に苦しみながら癒されることなく、老いて死にゆくまでの時間をただ消化するだけの虚しい日々。
このままでは幸せな未来など想像できない。
毎日鏡を見るたびトイレに行くたびに絶望に打ち沈み、生きる意味が分からないと嘆く人たち。
緊急性がないと思われる美容整形のような手術は一切行うべきではないという考え方も当然あるかと思いますが、差し迫った必要性がないと判断できるのはそう考える人が当事者でないからであり、患者本人にとっては美容整形だろうと性転換手術であろうと十分に重大な必要のある問題なわけです。
多くの性同一性障害の患者を救ってきた美容整形外科医の和田医師。15年前、激務と賠償問題そして母の死による喪失感が彼の命を奪ってしまった。(不眠症による過労死)
性同一性障害の患者に寄り添い、「赤ひげ先生」と慕われた彼でさえ、MTFレズビアンは性同一性障害(性別不合)とは認めていなかったようだ。
手術を施行するどうか彼が行ったカウンセリング項目には、トランスを希望する患者(男性)の恋愛対象が女性かどうか(手術はしない)の一文が書いてあった。(当時の価値観)
今も和田医師が生きていたら、MTFレズビアン、FTMゲイをどう診たのだろう?
今でもMTFレズビアンは何かと風当りは強い。同じGID当事者間でも理解されないことが多いし、ましてやストレートの人にとっては理解に苦しむ性自認、性的指向なのでしょう。
なんで性別違和の蓋なんか開けてしまったのだろう。
そのまま気づかない振りして、子供の成長を見守って、老いて死でゆくのがよかったのかもしれない。
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