「82年生まれ、キムジヨン」を読んでみた

#82年生まれ、キムジヨン #本を読む

この本のタイトルは知っていましたし、存在も知っていましたが、いまいち読む気になれませんでした。
友人におすすめされたので読んでみることにしました。
この本が手に入ったその場ですぐに読み始め、あっという間に読み終わってしまいました。


自分はちょっと鈍感なのか、それとも嫌な思いをしていなくて幸せなのか。
ただ、嫌なことに合わないようにひたすら逃げまくっているだけかもしれないです。
それから、私の前を走る女の人たちが色んな風に世の中を変えてきてくださった。


不快なこととして挙げるとすると、私の母親が(私の仕事が)公務員だったら育児にもっと困らないのに、とか 仕事をしながら家庭を維持するのは女の人は大変だ、無理だよとか言ってくることくらいです。
母は自分が何を言ってるのかわかってないみたいです。
そもそも私は結婚すらしていません。


以下は本を読みながら思い出したことです。

「年長で職階の異なる男性の、ユーモアセンスのわからない話にいつ笑っていいのかわからない」、その気持ちがよくわかって心がひんやりしました。

解説に書いてあること。
「頑張れば一番にだってなれる。テストの点数だけはお前を裏切らない(東京医科大学は裏切ったが)」


大学にも行けるようになって、昔から変化はしたけれど、なにかもう一声足りない。
私としては、読後胸糞悪かったです。
自分の鈍感さや自分の気持ちに蓋をしていた部分について考えさせられました。


要するに、「好きなようにしてください」なのだと思っています。

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