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絶対に本を読むと決めた日

26歳夏。
噂には聞いてた結婚の波。
例に漏れず私の周りにもやってきた。
一生一緒に添い遂げる人を見つけられるなんてすごく素敵な事だとは思いつつ、いざ自分に置き換えるとまだ湧かない結婚へのイメージ。

結婚=人生の全て
なんて事は思わないから、自分が結婚していないことには全く焦ってないけど、いつまで結婚したいと思わないのか?という自分には少し焦る。
でも今はそれどころか、歳をとるのでは無く歳を重ねるという言葉が似合うような、仕事でのキャリアもしっかり積んで自分の好きなことをしながら生きてる独身女性に憧れさえ抱く。

そんな時に出会ったこの本。
やっぱり一人は寂しいのか、、、
と思いつつ買ってみた。

いとうあさこさんの
「あぁ、だから一人はいやなんだ。」



中身は短めのエッセイの総集編
何気ない出来事と共に、呑兵衛あさこさんの乾杯記録が載ってる。
一人が寂しいと感じる出来事が沢山書かれているのかと思いきや、オアシズの大久保さんやその他の女芸人の方々との楽しそうな日々。
仕事への一生懸命な姿
友達の家族旅行に同行するくらい仲良しな友達がいること
お酒が大好きなことなどなど

気づいた時には読み終わってた。
まず、なんだこの充実した生活は
なんにせよ大久保さんとあさこさんの関係性が羨ましすぎる。
気の知れた友達がいることがこんなにも素晴らしい日々をつくりだすのか
正直結婚よりも歳を重ねた時に腹を割って話すことが出来て、なんでも一緒に分かち合える友達が欲しくなった

またきっとやってくる結婚の波
次の波が来る時には私はどう変わってるんだろうか。
どう変わろうと友情だけは変わってくれるなと願った。

なんだか恋しくなって大親友に連絡をした。
ババアになっても遊ぼうと約束した夏。
明日からも一生懸命に生きる。

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