番組表って、見てますか？

今日は木曜日。週末のレースの出走馬が決まる日です。
以前、「週末に向けた、木曜日の過ごし方」というタイトルで、木曜のうちに予想を進めておくと金曜以降で時間に余裕が生まれる、という話を書きました。
今回はさらにそれを一歩進めて、木曜に予想を始める際、「番組表」をざっつと見るといいですよ、という記事を書きたいと思います。
最後にも書いていますが、完全ガチ勢の方には『今更』という話ではありますが、それ以外の方（特に自分の予想プロセスに対して何かを見直してみようと思っている方）に対しては「今までとは違うことをしてみる」ことも効果があるはずと思う次第です。

番組表とは？
JRAのサイトで見ることができます。
例えば、今週土曜・5/23についてはこちらにあります。
また、下記の画像はこのページから転載しています。
（私は実際にはTARGETを使っていますので、これとは違う画面になります）

1日の「勝負」の流れを決めておく
番組の流れと私自身の当日のスケジュールを照らし合わせて、勝負するレース・買うレースを（緩くですが）決めていきます。
※この画像はJRAサイトからの引用のため出走頭数は表示されていませんが、私のTAEGETの画面には出走頭数や、「自分がチェックを入れている馬が出走するかどうか」等は反映されています。
今週土曜を例にして言えば、
◆私は芝のレースの方が得意なので、3場のメインならメイＳで勝負しようか？
◆最終は京都が芝で他頭数なのでここに力を入れていこう。
◆メインまでの特別で、堅めの軸馬がいるようなレースはあるか？
◆午前中～午後早めのレースに自分がチェックしている馬が出ているか？
などを考えて、「勝負レース」「買うレース」「買わないけど注目するレース」等を決めていきます。

ちなみに、今週土曜で言えば、私は現段階で
新潟3Ｒ⇒東京7R⇒東京9R（カーネーションＣ）⇒東京10R（高尾特別）⇒新潟11R（大日岳特別）⇒東京11R（メイＳ）⇒京都12R（オーストラリアＴ）
と7Rをピックアップし、京都11R（平安Ｓ）を次点としました。
木曜予想の段階ではまずこの8Rを優先して予想します。
そして、予想してみた結果すごく難しかったり、ピンとくる馬がいない場合などは対象のレースを入れ替えることもありますし、時間に余裕があれば対象レースを増やす場合もあります。

日曜に関しても番組表をチェック
次に、日曜に関しても同じ手順で番組表をざっと見ておきます。土曜のレースをあまり買いたいと思えなかった場合でも、日曜に魅力的なレースがあれば無理しないで日曜勝負にすればいいからです。
日曜は土曜の結果（馬場バイアスなど）によって予想が変わる場合もあるので、レースのピックアップも予想自体も土曜よりはさらに緩めではありますが、全体的に土曜と同じことはやっておきます。
なお、GⅠレースが開催される日曜などは、レース選定に「馬場読み」の目的も加えます。
現時点での印象で言えば
（午後早めまでのレースに関しては検討中）⇒東京9R（調布特別）⇒東京10R（フリーウェイＳ）⇒新潟11R（韋駄天Ｓ）⇒東京11R（オークス）⇒京都12R
と5Rをピックアップしました。
木曜のうちにまずこの5Rについては大まかに予想をしてしまう、ということになります。
その上で、土曜の結果（レース自体の結果と自分の馬券の結果）を踏まえて、対象レース数を増減させていきます。

1日単位と週単位で戦略を立てる
毎週ほぼ全レースを買う、という完全ガチ勢の方には私なんぞが何かを言うのもおこがましいですが、一般的にはだいたいメインレースを予想して、後はメンバーのいい準メイン、9R…といった順番で予想するのではないでしょうか。もちろんそれでも全然構わないのですが、買うと決めたレースであっても、例えば「勝負レース」「勝負レースのために資金を増やすレース」「自信はないけど見物料を払って見ておくレース」みたいな性格づけをしておくだけでも買い目や資金配分は変わってくるはずです。
実際、私自身はGⅠレースを「見物料を払って見るレース」として、その裏開催を厚く勝って勝負することもあります。
また、「立て続けにレースを外してしまい、つい熱くなって予想を変えてしまった」とか、「買う予定のないレースにも手を出してしまった」という展開はギャンブラーあるあるですが、そういったことを未然に防ぎ、はじめから予定していたところで勝負しようという自分の気持ちを平穏に保つ効果もあるので、おすすめです。

なお、今日は長くなってしまったのでこのあたりで締めますが、私は各競馬場ごとに「かならずチェックする条件（芝1200mとか、ダート1800mとか）」を決めており、この条件に合致するレースを優先的に選ぶという側面もあります。この話については、また機会を改めてnoteに書こうと思っています。