2024年3月感想まとめ

3月に見たもの遊んだものまとめ


舞台『ロールシャッハ・シンドローム』hacchiさん編

2024/03/02
ナポリの男たちが大好きなので・・。
実写で出るということですごく変に緊張してしまったが、ファンアートのままなのですっと受け入れられた。

最初20分くらい「カタシロやディズムさんとhacchiさんのいつもの会話みたいにずっと会話を聞いてるだけだな」と思って見ていたけど、物語がガラッと変わる瞬間からhacchiさんがぐっと「巻き込まれた」感じに空気が変わっておもしろかった。
ディズムさんは舞台装置としての動きもあったんだろうけど、紙を渡すシーンや装置を持ってくるとき、なにも喋らないのが奇妙な世界の空気を増長させていておもしろかった。
カタシロよりは思考実験をさせる場面は少なかった(舞台で尺があるだろうから、YouTubeでやるときみたいに無限にできなかったとい制限もあるんだろう)けど、会話の滑らかさやテンポのよさが見ていて心地よかった。
hacchiさんの人格はずっと誠実であろうとしていておもしろいなと思っていたけど、そのまま「よい人間になりたいという願いごとをした気がする」という発言には驚いた。
「おすぎ」の朗読劇の最後に「おとなになった自分は家族を手に入れた」と書いていたときに、なにかどこか現実と自身を線で引くふしがあるというか、「本来考えなくても良いところのはずなのに、到底自分には程遠いと思いこんでしまうのかな」と思ったけど、今回のTRPGで見てその自分の見方は強まった。「幸せってなに」を問い続ける人なのも納得。
「楽しかった?」とディズムさんに問いかけたとき、妙に悲しくなってしまった。人といるときに・・自分といることが楽しいのかどうかを確かめたくなることがある人がいるんだなぁ・・。

明日の名越先生会も楽しみだな。その人自身に興味がないとあまり見つづけるのは難しいかなと思ったけど、興味がある人だとすごく楽しい形のお芝居だった。

舞台『ロールシャッハ・シンドローム』名越先生編

2024/03/03
名越先生が好きなので・・。
昨日とは全然雰囲気が違った。演者が違うから当然なんだけど、この生々しさがTRPGだなと思ったし、舞台っていいなぁと思い出した。
それはそれとして、ジェットコースターのような会話劇だった。どうしても昨日の会と比べてしまうけど、神道とか仏道とかにもやっぱりお詳しくて、感謝をすることをあるがままにできる名越先生はなんて純粋なんだろうと思った。
そして頭がすごく疲れた。会話量というのもあるけれど、名越先生の出ているTRPGは名越先生がいろいろな概念を教えてくれるから5人分くらいの話しを見ている気分になる。
でも怒りについてとか、願いについてとか、本で書いていることをそっくり仰っていたので、「ああ、本当に心から思ってあの本は書かれているんだな」と安心した。
そういえば座り方で思ったけど、昨日のは本当に「ゲネプロ」だったというか、hacchiさんは舞台として出ているつもりじゃなかったんだなとおもう。ずっとディズムさんの方に体向いてたもんな。
でもどうかな。あの会話劇だともしかしたら演者によってはディズムさんに体が向けられがちになるのかも。
そういう点で、名越先生やっぱり視界がすごく広い。講義ちゃんと受けたいな。

龍が如く8

2024/03/20

1月末くらいの発売日から約120時間くらいかけて本編をようやくクリアした・・。

おっっっっっもしろかった~~~~~!!!!
7のキャラが好きすぎるから8のキャラ好きになれるかなとか、W主人公ってどうなんだろうとか、ハワイか~~~とか、いろいろあったけど杞憂だった。最高におもしろかった。

毎回「こんな展開したら次作れないんじゃないか」って思うけど、しっかりつながってたなぁ。自分で遊ぶのは7からだったけど、やっていてよかった。外伝も遊んでいてよかった。

120時間もやっていたのは本編中にサブストーリーもダンジョンもスジモンもドンドコ島も全部やりきったから・・というのもあるけど、シンプルに街歩きが楽しかった。前回よりも会話多かったし。

しかしたくさん感想を書きたくなるゲームだなぁ。

●ソンヒについて
・7では「いい女」くらいの印象だったけど、かっこよかった。
・桐生さん大好きじゃん。
・でも全体で言うとそこまでだったかも。
●ハン・ジュンギについて
・こいつがハワイで大丈夫かと思った。なんとなく一番コミュ力がないような気がしていたので。
・前回よりコミカルみが増えていた?かわいかった。
・加入が遅すぎて育成が大変だった。最後にハン様の育成でめちゃくちゃ時間かかったのもある。
●趙さん
・好き~~!
・本当は窪塚洋介だったんだろうなぁというのをチラチラと感じる。
・役割としてはなんとなくソンヒと同じく印象薄いところはある。
●ちーちゃん
・途中までギリギリ好きになれなかったので最後ちゃんと高感度バク上がりして安心した。
・ショートカットのほうが好き。
●足立さん
・足立さんだけ桐生さんのこと「桐生」って呼ぶんだなとずっと思ってた。
・元警察というところでこの人がいるところで「おおっ」ってなるシーンが多くておもしろかった。意外なつながりとか。
●ナンバちゃん
・桐生さんのそばにいてくれるのがナンバちゃんでよかった。何度泣かされたか。
・7のときよりももっと好きになった。
●トミー
・最初いけすかないと思ってたけどめちゃくちゃ好きになった。ナンバちゃんとキャラかぶり若干してるような気がしてたけど、ハワイ組と横浜組で分かれたことでうまい棲み分けになっててよかった。(性能的にも似てる)
●一番について
・さっちゃんのことを恋愛的な意味で好きだとは思わなかった。そうだったのか。
・常に光だな~~ちょっと桐生さんがいることで親しみやすさが下っ端感に見えてしまうのが不安だったけど、途中からどんどん「託された」感じが強くなって、メタ的にも「背負ってくんだな」と思った。
●桐生さんについて
・背負わせ過ぎだし、失いすぎ。
・エンディングノート集めはぐっときた。歴代シリーズをリアルタイムで追いかけている人はあれだけでずっと泣いてしまうんじゃないだろうか。
●山井
・めちゃくちゃかっこよかった。あのキャラづけはずるい。なんなら仲間になってほしかった。
●真島さん・大吾・冴島
・出てくるとやっぱり「うれし~~」ってなってしまう。この先どうするんだ。
●エイちゃん
・悪役だろうと思ったら悪役だった。でも憎みきれないねぇ・・。
●海老名
・悪役だろうと思ってたけど今回の「春日の影」役になってると思わなかった。めちゃくちゃかわいそうじゃん。
●沢城
・かっこい~!
●ブライス
・心置きなく倒せた
●花輪
・死んでないと信じてる。正直あの瞬間かなり萎えてしまった。外伝であんな生きてたキャラなのに・・。

ハワイダンジョンあるけど、ちょっとやる気が起きないなぁ・・。やるけど・・・。
おもしろかった。本当におもしろかった。ものすごい満足感。
すごく交代を意識させる作りになっていたのはSEGAの意思なのかな・・とかも思ってしまった。そういうメタ読みをしたくはないのだけど。
でも最後もな~~名を取り戻したとか、なんか・・もう・・ナンバちゃんありがとう・・。「エンディングノート」を書かせて「自分が生きたいって本当は思ってる」って意識させるの、看護師ならではの視点なんだろうけど、でもやっぱり性根の優しさだよなと思う。

そういえばハワイで「いろいろ詰んだ」って瞬間、ナンバちゃんと足立さんが来たときに一番が「ワッ…」って喜んでたのがおもしろかった。ハワイでめちゃくちゃ仲良しなメンバー作ってるのに、幼馴染と会った感が出ていた。
それになんとなくハワイメンバーが「え、誰?なんで一番こんななついてるの?」感もリアル~と思った。

リアリティ・クイズ・ショウ『THE SOUL 100』

2024/03/23

いくつかマダミスはやったが、トークアトラクションというジャンルにはじめて参加した。会話がメインでとにかく自由度が高い・・ということだったのでどんなものかなーと思ったけど、なるほどおもしろかった!

なるべくやるならばロールプレイをできるようにしたいと思ったので、6歳の「きわむ」というキャラクターで遊んだ。自分の思う子供を演じてみたけどかなり楽しかった。ただし「6歳だからな」というところでなんとなく会話に交じるのをためらう場面も多かった。思い返してみると完全に小さい頃の自分のような気がする。

ラープに近いものらしいけど、昔何かでラープやって・・合わなかったような気がする。もし「ラープに行こう」と言われたらやらなかったかもな。でもこれでだいぶ心理的ハードルが下がったのでラープもやりたい。あとやっぱり今年はTRPGをやってみたいなぁ。

Power Wash Simulator Wadhammer 40,000 

2024/03/24
ようやくDLCができた。
正直いままでのDLCの中で一番物足りなかった・・。評価を見ても「機械の洗車しかできない」というところで評価いまいちらしい。
自分は洗うのはなんでもいいけれど、たぶん1個1個の達成が大味だからなんとなく「んー?」という感じだったのかも。最終ステージは機械がめちゃくちゃでかいわりに達成項目も少ないので「あっ、まだここがあった・・・!」とかがなくちょっと物足りなかった。
でもやっぱりパワーウォッシュはいい。なにかを見ながらとかに最適だ。

漫画『進撃の巨人』全巻

2024/3/31
知人に借りて年末くらいからちょっとずつ読んでいた。
一気に読めばなんとかわかるかな・・と思ったが、やっぱりちょっと難しかった。最後まで読んで全部すっきりするかな~と期待したけど、自分の理解力が追いつかなかった・・。

これに限らず、長編漫画になるとどうしても「?」となることが多い。「ゴールデンカムイ」もそういえばだめだったなーということをよく考えてしまう。異世界とか自分の生活に置き換えできない漫画が苦手なのかもしれないと思うが、「HUNTER HUNTER」だけは読めるのが不思議だ。

とりあえず浅瀬の感想でエレンがなんだかかわいそうに感じてしまった。

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